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スパイク・リー、ブロードウェイ・ショー映画化作品の監督に就任 ─ トーキング・ヘッズ元ボーカルの『American Utopia』

スパイク・リー
Photo by Georges Biard https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Spike_Lee_Cannes_2018.jpg Remixed by THE RIVER

アメリカのロックバンド、トーキング・ヘッズの元ボーカル、デヴィッド・バーン出演のブロードウェイ・ショーAmerican Utopiaが映画化されることが分かった。監督には、『ブラック・クランズマン』(2018)などで知られる鬼才スパイク・リーが就任するDeadlineが報じた。

ブロードウェイ版『American Utopia』は、2019年10月4日からニューヨークのハドソン劇場にて上演中。デヴィッドと11人の出演者が、2018年に発売されたデヴィッド自身のソロアルバム『American Utopia』の収録曲やトーキング・ヘッズの曲を、踊りや楽器演奏を交えながらライブパフォーマンス形式で披露している。アルバム『American Utopia』は2018年米ビルボード誌200アルバム・チャートで初登場第3位を獲得し、大ヒットを記録。同年の第61回グラミー賞にもノミネートされた。デヴィッドは、150回以上のコンサートツアーを経た後に、本作でブロードウェイ・デビューを飾っている。

製作総指揮には、スパイク、デヴィッドのほか、『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)のジェフ・スコール、『ROMA/ローマ』(2018)のデヴィッド・リンド、『それでも夜は明ける』(2013)のビル・ポーラッドらが参加。ほか製作は、映画製作会社パーティシパント・メディアが担当し、リバー・ロード・エンターテインメント、ワーナー・ミュージックグループと共に出資も兼任している。

デヴィッド・バーンは今回の発表に際して、「私をつねって(Pinch me)」と映画化に驚きを隠せない様子だ。

「この企画が、こんなにも上手くいくなんて。社会的に貢献しているスパイク・リーが監督を、パーティシパント・メディアが製作を務めるなんて。この2者が、まぁ、私たちも数に入れるなら3者が一緒になって製作すれば、感動的で重要な、見たこともないような作品になる気がしています。」

なお、スパイクは次回監督作として、チャドウィック・ボーズマン、ポール・ウォルター・ハウザーら出演の戦争映画『Da 5 Bloods(原題)』(2020)を控えている。デヴィッドは、引き続きハドソン劇場にてAmerican Utopia』に出演しており、2020年2月16日にフィナーレを迎える予定。

映画版『American Utopia(原題)』の製作開始時期、キャストなどの詳細は不明。米国公開は2020年内を見込んでいる。

Source:Deadline

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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