『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』公開はいつ? ─ 収録は「まだです」とキャスト

マイルズ・モラレスを主人公とする『スパイダーバース』シリーズ第3作『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』はハリウッドでのWストライキによって、予定されていた2024年3月の米公開が無期延期となった。2023年11月に俳優ストライキが終了してから早2ヶ月が経つが、新たな公開時期の目処は立っていない。
『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』は、2018年の映画『スパイダーマン:スパイダーバース』続編2部作の後編。前編の『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2023)では物語の最高潮というところで幕を閉じたこともあり、一刻も早く続きを観たいというファンも多いはずだ。『ビヨンド・ザ・スパイダーバース』の進捗はどれほどのものなのだろうか。
ストライキ明けの昨年11月、米Deadlineでは製作が急ピッチで再開される見込みの作品が列挙されており、その中に『ビヨンド・ザ・スパイダーバース』も含まれていた。いわく、続編に出演している声優陣が収録を再開するとのことで、以降製作が進められているものだと思われていた。しかし、2024年1月中旬、第1作からピーター・B・パーカー役の声を務めているジェイク・ジョンソンが思いがけない発言を繰り出した。セリフの収録をすでに行なっているのかという質問を受け、「まだです」と回答したのだ。
ピーター・B・パーカーといえば、数多く登場するスパイダーマンの中でも主要メンバーの1人。メインキャストの収録が済んでいないとなると、収録以前のプロセスに遅延が生じているという可能性も考えられる。一方、ジョンソンは「声優陣の録音は、始まってしまえば早く進んでしまうので、僕が録っていないというのは本当に大したことではありませんよ」とも語っており、要はそこまで驚くことではないぞとのことだ。
「もしアニメーターがまだアニメーションを始めてもいないというなら、それはまた違う話ですけどね。声優の僕からは、これといった速報はありません。」
それでも、『ビヨンド・ザ・スパイダーバース』の公開時期は依然として不明なまま。直近ではプロデューサーを務めるフィル・ロードが、『スパイダーバース』トリロジーの完結編となる次回作に対して「非常に満足のいく結末になるでしょう」と自信を滲ませていたが、今はその言葉に期待しながらひたすらに待つほかなさそうだ。
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Source:Deadline,Cinema Blend