Menu
(0)

Search

【ネタバレ】『スパイダーマン・ノーウェイ・ホーム』あのサプライズ、ある監督が公開前に見破っていた

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

この記事には、『スパイダーマン・ノーウェイ・ホーム』のネタバレが含まれています。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

アンドリュー・ガーフィールド、『tick, tick… BOOM!』監督にも嘘をついていた

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、ドクター・ストレンジの呪文により時空が歪み、“スパイダーマンがピーター・パーカーであるということを知っている者”が呼び寄せられてしまう。その結果、ドクター・オクトパスやグリーンゴブリン、エレクトロをはじめとするピーターの宿敵たちが勢揃いしたほか、トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドによるスパイダーマン/ピーター・パーカーまで登場したのだ。

公開前から出演の噂が浮上しては質問を受けてきたガーフィールドだが、その度に否定していた。ふたりによるスパイダーマンが自由の女神像建設現場にいる写真や映像が出回る事態にまで発生した際にも、「フォトショップです」と説明していた。『アメイジング・スパイダーマン』シリーズにてヒロインのグウェン・ステイシーにふんしていたエマ・ストーンにもまた、噂の真偽を迫られていたようだが、「“知らないよ。何の話だよ!”」と答えていたのだ

マーベル・スタジオと守秘義務の契約を結んだ以上、出演について誰に訊かれようとも否定、嘘を貫き通さければならない。しかし、アンドリューの嘘を見破っていた監督がいたのだ。それが、『tick, tick… BOOM! : チック、チック…ブーン!』(2021)にてメガホンをとったリン=マニュエル・ミランダである。「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」に出演したリン=マニュエル・ミランダは、彼の出演の噂が流れたときのことを以下のように振り返っている。

「リークされた日のことですが、(『tick, tick… BOOM!』は)まだ撮影中だったので、彼は現場にいました。撮影の合間に、そっと彼のところに行って、“アンドリュー、『スパイダーマン』の新作に出演しているんですか?”と聞いてみたところ、“え?ちょっと何を言ってるんですか!ははは!静かにしてくださいよ!”というような反応でした。」

その焦りぶりが相当なものだったことから、ミランダは彼をさらに問い詰める必要はなかったようだ。「その反応をみて、“ああ、『スパイダーマン』の新作に彼は出演しているんだな”と思いながら去りましたよ(笑)」。このときのアンドリューはまだ嘘をつくのが苦手だったようだが、「フォトショップです」と後に同番組にて上手くかわしていたときは、「彼は完全に否定のプロになっていた」とミランダはほめている。

ちなみに、最後まで嘘を貫いていたガーフィールドは、「“ああ、もう嘘なんて嫌だ”と思う瞬間もありましたよ。僕は嘘が苦手だし、そもそも嘘が得意じゃない」と吐露していた

あわせて読みたい

Writer

アバター画像
Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。