ロバート・ダウニー・Jr.も出演、ロバート・ダウニー・シニア異端のキャリアを追うドキュメンタリー『Sr.』予告編

『アイアンマン』『シャーロック・ホームズ』シリーズのロバート・ダウニー・Jr.の父であり、映画監督、脚本家のロバート・ダウニー・シニアを追ったドキュメンタリー映画『“Sr.”: ロバート・ダウニー・シニアの生涯』が2022年12月2日よりNetflixで配信となる。この度、その予告編が公開された。
1960年代から俳優・監督として活動し、持ち前の反骨精神を創作に反映してきたロバート・ダウニー・シニア。中でも『パトニー・スウォープ』(1969)はジム・ジャームッシュ、ポール・トーマス・アンダーソンなど現代の作家たちにも多大な影響を与えており、2022年にデジタル・レストア・バージョンが日本でも公開された。ダウニー・シニアは、2021年7月に逝去した。
『”Sr.”: ロバート・ダウニー・シニアの生涯』では息子ダウニー・Jr.をして「偉大なる真の異端児」と言わしめたダウニー・シニアのキャリア、家族や親しい人々と過ごす日々、そして最後の作品作りに挑む決意をする過程などが描かれる。
『素晴らしき映画野郎たち』(1999)『FYRE 夢に終わった最高のパーティー』(2018)一癖あるドキュメンタリー製作に定評のあるクリス・スミスがメガホンを取った。ロバート・ダウニー・Jr.は出演と合わせて本作のプロデュースにも関わる。

予告編の冒頭ではダウニー・シニアの3番目の妻が「おやじと結婚して何年になるんだっけ?」と質問するも、「1500年よ」と冗談を返す。ダウニー・Jr.が息子に「おじいちゃんの映画を見たことがある?素晴らしいから、いつか見てみたい?」と尋ねる場面もあり、父ダウニー・シニアの知られざる側面にわくわくしている様子が窺える。インタビューで「人々はあなたの作品に意味を見出そうとしていましたか?」と問われ「なんてことだ。そうじゃないことを祈っています」と飄々と返す姿など、ダウニー・シニアの人柄や作品に対する姿勢にも焦点を当てている。
また、晩年パーキンソン病を患っていたダウニー・シニアに対して「闘病は大変?怖い?」とダウニー・Jr.が問いかける姿には、複雑な心境が見え隠れする。ベッドに横たわる父に寄り添うダウニー・Jr.の、非常にプライベートかつどこかリラックスした表情には多くの視聴者が新鮮な驚きを覚えるだろう。ダウニー・Jr.が「”Sr.”ってタイトルにしてよかったよね?」と呼びかけると「ああ、気に入ってる。でももっとよくできたんじゃないか」と返すダウニー・シニアからも、一筋縄ではいかない親子関係が堪能できる作品となっていそうだ。
『”Sr.”: ロバート・ダウニー・シニアの生涯』は2022年12月2日よりNetflixにて配信開始。
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Source:“Sr.”: ロバート・ダウニー・シニアの生涯