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『スーパーサイズ・ミー2』本当にファストフードはヘルシーになったのか ─ 米予告編が公開、今度は自ら店舗運営だ

https://youtu.be/P9-EPhVPIAU

30日間マクドナルドのファストフードだけを食べ続けたらどうなるかを記録した2004年のドキュメンタリー『スーパーサイズ・ミー』の続編が、ついに米公開だ。前作で自らの身体を実験台にしたモーガン・スパーロックが、今度は自らファストフード店の運営を行う。なぜ?本当にファストフードはヘルシーになったのか、店舗運営を通じて身をもって暴くためだ。

2004年の『スーパーサイズ・ミー』当時33歳だったスパーロックは、途中でドクターストップを受けながらも1ヶ月のファストフード生活を完遂。体重は11キロ増加、体脂肪率は11%から18%に、躁鬱や性欲減退、肝臓の炎症などの健康被害が生じた。このチャレンジはファストフード頼りの現代食文化に警鐘を鳴らすものとして話題を呼び、マクドナルドは同作を受けて「スーパーサイズ」を廃止、より健康的なメニュー作りへとシフトしている。


新たに放つ『Super Size Me 2: Holy Chicken(原題)』でスパーロックが挑むのは、フライドチキン店の運営だ。自ら運営することで、ヘルシーな食品を提供するにはどれほどの手間やコストがかかるものなのか、その裏側を暴いていく。

公開された米予告編の冒頭で、スパーロックはファストフードへの印象について街頭インタビューを行っている。「ファストフードはヘルシーになったと思いますか?」「もちろん」。本作は、そんな幻想にメスを入れるようだ。

スパーロックが目をつけたのは、「世界一食されている動物」である鶏、つまりチキン。養鶏場より「放し飼い」「成長ホルモン剤なし」「人道的な飼育」「100%自然由来」の鶏肉を探し、その条件を満たすことがどれほど難しいかを知っていく。

店舗で提供するサンドイッチのサンプル撮影では、美味しそうに見せるために焦げ目を人工的に着色するなどショッキングな事実も。「フライド」という表現は不健康に捉えられるため、今では「クリスピー」という表現に変化したという。ヘルシーなイメージを植え付けるためにサンドに加えられる野菜。「もしも顧客に対して完全に正直な企業があったら」とスパーロックが尋ねると、「どうしてそんなことをしなくちゃならないの」という声──。

同作は2017年のトロント国際映画祭でプレミア上映された後、YouTube Redが配信権を獲得していた。その後#MeTooムーブメントの最中でスパーロックが過去にセクハラを行っていた反省を明らかにしたため、YouTube側が配信を棄権。2018年のサンダンス映画祭の出品も取りやめとなっていた。2019年9月19日より、ようやく米劇場で公開を迎えるということである。

Source:ScreenRant

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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