【ネタバレ】「ストレンジャー・シングス4」あのキャラクターは死ぬはずだった、ダファー兄弟が明かす

この記事には、「ストレンジャー・シングス4」Vol.2のネタバレが含まれています。
エンゾ、オリジナルアイデアでは死ぬはずだった

“裏側の世界”の怪物たちと少年少女の戦いを描いてきた「ストレンジャー・シングス」では、これまで多くの修羅場を乗り越えてきたキャラクターたちがいるが、その中には生き延びることのできなかった人物たちも存在する。シーズン1ではナンシーのベストフレンドだったバーバラ、シーズン2ではジョイスのボーイフレンドだったボブ、シーズン3ではマックスの義兄、ビリーが息を途絶えた。ジーズン4では、“パパ”ことブレンナー博士をはじめ、ヘルファイア・クラブのリーダーであるキーキャラクターのエディなどが死亡。マックスもまた心臓が止まり一度は死亡するが、イレブンの力により奇跡的な復活を遂げ、昏睡状態ではあるものの息を吹き返している。
「誰が生き残り、死ぬのかという点では、ドミトリことエンゾが最後まで生き延びられないというものがあったと思います」。エンゾの結末が初期脚本から変更されていたことを、米Colliderにて証言したのは、クリエイターのダファー兄弟だ。本名はドミトリ・アントノフだが、ここではわかりやすくエンゾとして紹介していく。エンゾとはロシアの収容所の看守で、ホッパーに高額な報酬をもとに脱獄計画の取引を交わした。ところがユーリという密輸業者に裏切られて、エンゾもまた収容所に投獄されてしまう。そこでホッパーとエンゾは衝突しながらも次第に関係を深めていき、デモゴルゴンたちとの戦いを乗り越え、ホッパーと共に最終的に脱獄に成功するのだった。
「最後には生き延びることになりました。初稿から最終的に出来上がったものを比べたとき、この展開が最も変わったところでしょう」と、マット・ダファーは補足している。シーズン4の第9章では、ホッパーとジョイスがマレーとともに黒い塵を破壊するため収容所に戻り、デモゴルゴンを全滅させることに成功。そしてエンゾとユーリが救出に現れ、ロシアからホーキンスへと帰還していくのだった。エンゾが現在どこにいるのかは定かでないが、ユーリとともにマレーの家にいる可能性もあり得るだろう。フィナーレとなるシーズン5での再登場とさらなる活躍に注目だ。

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Source:Collider