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1980年代アクションスターは絶滅するのか?77歳スタローン「自分は最後の恐竜だ」

シルベスター・スタローン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/7588423560/

俳優シルベスター・スタローンが50年のキャリアを振り返り、自らを「最後の恐竜だ」と語っている。その意図とはいったい……?

スタローンは、最新作となる『エクスペンダブルズ』シリーズ第4作『エクスペンダブルズ ニューブラッド』の公開を控えているところ。『ロッキー』『ランボー』シリーズの大ヒットを機に、ハリウッドで活躍し続けてきたスタローンは77歳になっても現役のアクションスターだ。

この度、自身の新作ドキュメンタリー作品『スライ:スタローンの物語』のプレミアイベントに出席したスタローンは、Entertainment Tonight Canadaとのインタビューで50年以上にわたるキャリアを振り返っている。キャリアを長く続けることは「準備が効かないこと」と語るスタローンは、自身の今をどう捉えているのか。

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「自分のキャリアが長続きしていることには驚かされます。いつまで待ってもらえるかは分かりませんからね。社会は変化し、映画の商業性はどんどん速まっていくはかりです。長続きできるということは、貴重になっていくでしょう。」

スタローンは、ロッキー・バルボアやジョン・ランボーといった、負け犬から這い上がるアクションヒーロー像を1970〜80年代に生み出した。この他、数多のアクション映画に出演し続け、アーノルド・シュワルツェネッガーと共にアクション界を牽引してきた。同世代で現役を続ける者が少なくなってきている状況に、スタローンは「自分を最後の恐竜のようなものだと考えています」と表現している。

スタローンが着目したように、映画業界も激動の変化の最中にある。スタローンは改めて自身のキャリアを「とても誇らしく思っています。冷静に考えて、これはスゴいことなんです。だって、50年近くも続けてこられたのですから。当たり前だとは思っていません」と語った。

『エクスペンダブルズ』最新作のほか、スタローンは今後も『Little America』『Never Too Old to Die』(共に原題)といったアクションジャンルへの出演を予定しており、これからもアクション俳優であり続けるだろう。一方、「残りの大半は愛する者たちとの時間を過ごしたいです」と家族への想いも語るなど、仕事とプライベートのバランスも意識した俳優生活を送っているようだ。

Source: Entertainment Tonight Canada

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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