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スタン・リー、ヒドラキャップを「クレイジーだけどいいアイデア」と評価

アメコミを代表する英雄、キャプテン・アメリカが、数十年かけて戦い続けてきた敵組織ヒドラの一員だった…。先週新スタートしたコミック『Steve Rogers: Captain America』の#1で新たに加えられたこの大胆な新設定は、ファンの間で種々の論争を巻き起こした。

否定的や過激な意見が挙がる一方、「騒ぎすぎ」と冷静視する声もある。マーベルのプロデューサーや今作を手掛けるコミックアーティスト、ニックスペンサーが何故か余裕しゃくしゃくなコメントを発している事から察するに、今後読者が納得する展開を用意してくれているのかもしれない。

マーベルの会長、スタン・リー御大はこの騒動をどう感じているのだろうか。イベントのパネルディスカッションでインタビューに答えた。

「とても利口なアイデアだと思う。キャップがダブルエージェントだなんて、ワシには思いついたかね。みんな気になって仕方ないだろう。コミックを読みたくなるだろうね。もしかしたら映画も、これをベースにするかもしれない。」

スタン・リーはキャップヒドラのアイデアがお気に入りの様子だ。

「失敗とかだとは思わんね。グッドアイデアじゃ。クレイジーだけど、グッドアイデアじゃな。」

スタン・リーの話からも、やはりキャップヒドラは完全に『悪』に寝返っているわけではないと考えられそうだ。次号の発売が待たれる。

 

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。