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スタン・リーが楽しそうにFワード連発、生前のアフレコ音声が公開

スタン・リー
©THE RIVER

マーベル・コミックをはじめとするアメコミ界の巨匠、故スタン・リーが生前に収録していたアフレコ音声が公開された。コミック&映画のファンにはよく知られた語り調子でFワードを連発する様子をどうぞ。

公開された映像は、スタンのアフレコ音声に新たなアニメーションが与えられたもの。音声スタッフの「(テープが)回りました!」との声に続き、スタンは「僕は汚い言葉は使わないから言わないんだが、いわゆる汚い言葉ってのは、英語の中でも一番便利な言葉だと思うね」と語り始める。「動詞にも名詞にもなるし、どうとでも使える。“あーあ、クソみたいだ(fucking thing)、最低だな”とか、“ファック・ユー!”とか。ほら、動詞になるでしょ? とにかくその利点を使えないんだから、僕は運動を起こそうと思うよ。ファックの正当化、合法化を求めたい。世界最高の言葉のひとつだ」。

ここでスタッフが、スタンの代表的フレーズ「エクセルシオール!(Excelsior!)」を求めると、すぐさまスタンは「エクセルシオール!」と叫ぶ。ところが「ダメだな」と呟くと「エクセルシオール!」と再び声をあげてガッツポーズし、指を鳴らして「超最高だね(Fucking fantastic)」。スタッフに「ガッツポーズを見てたか?」と話しかけるも、「見てなかっただろ。見ててくれよ、ガッツポーズは。大げさな芝居は見ててほしいんだよ」とぼやき、「どうなってる! 超おかしいだろ、なんで突っ立ってるんだ!」とFワードをさらに連発して「ああ、クソだ」と笑った。「ファック・ユー」。

音声を公開し、今回のアニメーションを監督したのは、スタンが製作したアニメシリーズ「Stan Lee’s Lucky Man: The Bracelet Chronicles(原題)」(2017)やドキュメンタリー「With Great Power: The Stan Lee Story(原題)」(2010)にスタッフとして携わったアーロン・フロム。自身が19歳から28歳までの約9年間、スタンと仕事をする機会に恵まれたといい、この音声は「実際のレコーディングで収録したものであり、一番良い思い出のひとつ」だという。

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。外部寄稿に『TENET テネット』『ジョーカー』『シャザム!』『ポラロイド』劇場用プログラム寄稿など。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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