「新スター・トレック」ライカー役ジョナサン・フレイクス、ミシェル・ヨー復帰に興奮コメント

人気SFドラマ「スター・トレック:ディスカバリー」シーズン1~3でフィリッパ・ジョージャウ役を演じたミシェル・ヨーが、米Paramount+の映画『スター・トレック:セクション31(原題)』に主役でカムバックすることになった。この朗報に、「新スター・トレック」(1987‐1994)「スター・トレック:ピカード」(2017‐2023)でウィリアム・T・ライカー役を演じたジョナサン・フレイクスが反応している。
ハリウッドで開催されたイベント「For Your Consideration Events」のレッドカーペットに姿を見せたフレイクスが、米Varietyのインタビューに応じ、ヨーの復帰について「ヤバいですね!」とユーモアで反応した。「ミシェル・ヨーを再びファミリーに迎えるには、本当に素晴らしい時期だと思います。『スター・トレック:ディスカバリー』で何度も彼女を演出する特権に恵まれましたが、彼女は非常に特別な人で特別な俳優です。ですから彼女に今、『セクション31』に出演してもらえるとは大変なことですよ」とコメントした。
ヨーは、2023年(第95回)アカデミー賞にて『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)の演技でアジア人初となる主演女優賞に輝き、まさに時の人。そんな、ハリウッド業界が喉から手が出るほど望む人材であるヨーが「スター・トレック」ユニバースへ早くも復帰することになり、フレイクスは驚いている様子だ。
フレイクスは、「ディスカバリー」にライカー役では出演していないためヨーと共演はしていないが、インタビューで言及した通り、8話にわたってエピソード監督として参加している。よって、ヨーの才能を知る者としてカムバックを心から喜んでいるようだ。
『セクション31』では、「ディスカバリー」のパラレルユニバースに極悪非道なテラン皇帝として再登場し、秘密組織「セクション31」のエージェントとなったジャージョウのその後が描かれる。現時点ではヨー以外のキャストは発表されていない。
メガホンを取るのは、「ディスカバリー」で監督・製作総指揮を務めるオラトゥンデ・オスンサンミ。「ディスカバリー」のレイグ・スウィーニーが脚本を担当し、製作総指揮には、「スター・トレック」ユニバースを率いるアレックス・カーツマン、オスンサンミ&スウィーニー、アーロン・バイアーズ、フランク・シラキューサらシリーズのブレインが集結する。
なお、フレイクスが出演する「スター・トレック:ピカード」は、ファイナルとなるシーズン3最終話(第10話)が2023年4月20日にAmazon Prime Videoにて配信され、幕を下ろしたばかりだ。
Source:Variety