【ネタバレ】「ストレンジャー・シングス」あのキャラの死亡、ダファー兄弟が後悔していた ─「なんてことをしてしまったんだ」

この記事には、「ストレンジャー・シングス」シーズン1〜4のネタバレが含まれています。
ダファー兄弟、殺したことを後悔したキャラクターとは

「ストレンジャー・シングス」は、ホーキンスという架空の町で次々と発生する怪奇現象、“裏側の世界”から姿を現す凶暴な怪物たち、そしてその影に潜む陰謀に、エルやマイクら子どもたちが立ち向かっていく物語。これまでに死亡したキャラクターといえば、シーズン1でナンシーのベストフレンドだったバーバラ、シーズン2でジョイスのボーイフレンドだったボブ、そしてシーズン3ではビリーというマックスの義兄が子どもたちの危機を救うため、自らの命を犠牲にした。シーズン3ではホッパーもまた衝撃の結末を迎えていたが、シーズン4で生存が確認されている。
かねてよりバーバラことバーブの悲劇への正義を求める声があがっているが、このたびダファー兄弟が死亡させて後悔していると明かしたのは、2022年5月27日より配信開始となったシーズン4 Vol.1からのキャラクター、クリッシーのことだ。
第1話で登場したホーキンス・ハイスクールのチアリーダーであるクリッシー(グレース・バン・ディーン)は、謎の悪夢に悩まされており、「ヘルファイア・クラブ」のリーダーであるエディ(ジョセフ・クイン)からドラッグを購入することになる。しかしその後、クリッシーはエディの目の前で、ヴェクナという闇の魔術師の餌食とされ、惨殺されてしまうのだった。ダファー兄弟はなぜ、このクリッシーを生かしたいと考えるようになったのだろうか?
TVLineの取材にてマット・ダファーは、時に“僕たちは一体なんてことをしてしまったんた”と後悔の瞬間が訪れることを告白。マットは「森の中で、(エディとクリッシーが)ドラッグの取引をする場面は、実は撮影のかなり後半に行ったものなんです」としながら、ロス・ダファーは「あれを撮ったとき、すでにクリッシーを殺してしまっていたんです」と付け加えている。
このエディとクリッシーが森の中で会話する場面は、ドラッグ取引を目的としてものでありながらも、どこか微笑ましい雰囲気にも包まれていた。「このシーンはとても美しく、生き生きとしていました。その多くはジョセフとグレースのおかげです」としながら、「ジョセフは自発的に色々なことを試していましたし、グレースからはすばらしいリアクションが返ってきました」と、マットがこのシーンの撮影を振り返っている。
つまりこの撮影を通してザ・ダファー・ブラザーズは、ジョセフとグレースの化学反応に魅了され、クリッシーとエディがバディとして、今後の物語に新風をもたらす可能性を感じ取ったということだろう。しかし、エピソード1のラストでクリッシーが全身の身体を折られ、眼球を潰されるという展開が先に撮影済みだったことから、それは叶わなかったのである。
ちなみにクリッシーには、ホーキンス・ハイスクールのバスケットボールチームのエースで、学校の人気者のボーイフレンドがいるが、エディとの三角関係に期待した視聴者も多くいたことだろう。
Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4:Vol.1は配信中。Vol.2は7月1日(金)より配信開始。
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Source:TVLine