「ストレンジャー・シングス」エンディングが「夢オチ」説、ダファー兄弟が否定 ─ 結末には「満足している」

世界的大ヒットドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)は全て、少年たちがプレイする「ダンジョンズ&ドラゴンズ」上の物語だった……。シーズン5で完結を迎える同シリーズのエンディングに関してファンの間で唱えられているこの説を、クリエイターのダファー兄弟が否定した。
2016年にスタートした「ストレンジャー・シングス」は、アメリカの架空の街ホーキンスを舞台に、少年少女たちが続発する不可解な出来事の“裏側”に迫っていく物語。シーズン4ではシリーズ史上最恐のヴィラン、ヴェクナが登場し、物語のオリジンに迫る内容が描かれた。
きたるシーズン5が完結編となることもあり、ファンの間ではエンディングに関する予想合戦が白熱している。その中で盛んに議論されているのが冒頭の説。世界中のファンの感情を揺さぶってきた物語がある種の劇中劇だったなんて、ある意味最も恐ろしい展開だが、そのような締めくくりにならないとダファー兄弟が明かしている。
英Metroより「彼らはダンジョンズ&ドラゴンズの壮大なゲームをプレイしているだけで、全てが本当に起きたことではなかった」という説を伝えられたマット・ダファーは「正解です」とジョークで応じた後に、「ノーです」ときっぱり否定。ロス・ダファーも「それはもはや“夢オチ”ですね」と話し、「僕たちはそういう風にドラマを終わらせるようなことはしません」と明言した。「物語の結末はしばらく前から知っています。それで僕たちは満足しています。(ファンの)みなさんも満足させてあげられたらいいのですが。ひとまず様子見ですね」。
シーズン5の物語は謎に包まれているが、ウィルが中心的な役割を果たすことや「ものすごく感動的」な結末になること、規模と深みが「拡大する」ことなどが、製作陣やキャストの証言により判明している。配信時期は未定だが、2024年1月より撮影が開始される予定だ。
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Source:Metro,Total Film