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【ネタバレ】「ストレンジャー・シングス5」最終話ラストバトル、最後のアレはリハなし2テイクだった ─ とっておきのセリフで決着

「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」最終話『表側の世界』
STRANGER THINGS: SEASON 5. (L to R) Noah Schnapp as Will Byers, Finn Wolfhard as Mike Wheeler, Gaten Matarazzo as Dustin Henderson, Natalia Dyer as Nancy Wheeler, Caleb McLaughlin as Lucas Sinclair, Maya Hawke as Robin Buckley and Joe Keery as Steve Harrington in Stranger Things: Season 5. Cr. COURTESY OF NETFLIX © 2025

この記事には、「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」最終話『表側の世界』のネタバレが含まれています。

「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」最終話『表側の世界』
STRANGER THINGS: SEASON 5. Jamie Campbell Bower as Vecna in Stranger Things: Season 5. Cr. COURTESY OF NETFLIX © 2025

「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」最終話『表側の世界』で、ヴェクナによる異世界「アビス」に辿り着いたホーキンスの仲間たち。巨大怪物マインドフレイヤーの動きを止めると、ついに内部に突入。ヴェクナは地表から突き出す牙に体を貫かれていたが、まだ息絶えてはいないかった。

「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」最終話『表側の世界』
STRANGER THINGS: SEASON 5. Winona Ryder as Joyce Byers in Stranger Things: Season 5. Cr. COURTESY OF NETFLIX © 2025

これに対峙したジョイスは「相手を間違えたわね」と吐き捨て、斧でヴェクナの首を叩き切る。これまで家族や仲間たちを襲った苦しみを怒りに変え、渾身の思いで何度も斧を振るう母親の姿を、子どもたちは震えながらも見守る。そしてついに、悪夢の元凶であるヴェクナの首が落ち、全ての戦いが終わる……。

全5シーズン、10年間にわたって世界中で愛された「ストレンジャー・シングス」の物語に決着をつける瞬間を任されたのは、ウィルの母親ジョイス・バイヤーズだ。息子を案じて積極的に行動し、いつも彼らの助けになるように努めた彼女が、最後の大役を務めた。

この重要シーンの撮影について、演じたウィノナ・ライダーは米Varietyに振り返っている。なんと、リハーサルなしでライブ的に演じたそうだ。「あの日の私は、そのシーンの撮影だけでした。ああいうシーンはリハーサルができません。本番のために温存しておくんです。確か、2テイクしか撮っていないと思います」。

斧の一振り一振りに憎しみを込めたが、ヴェクナ役のジェイミー・キャンベル・バウアーについては「大好きです」とリスペクト。「彼が位置に付いて、みんなでバンドの話をしていたのを覚えています」と、和気藹々の舞台裏も明かしてくれている。

この場面でジョイスは、原語にて“You fucked with the wrong family”と放っており、本シリーズとしては珍しくFワードが用いられている。製作のマット・ダファーによれば、「ストレンジャー・シングス」でFワードが登場したのは厳密には初ではないが(シーズン3第4話でビリー役のデイカー・モンゴメリーが思いがけず発する)、「もっと強い言葉にふさわしい瞬間をずっと探して、温存してきた」という。「もし使うなら、今こそのその時だ。ウィノナに言わせてみよう」と、とっておきのFワードを託したのだそう。

「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」最終話『表側の世界』
STRANGER THINGS: SEASON 5. (L to R) Noah Schnapp as Will Byers and Winona Ryder as Joyce Byers in Stranger Things: Season 5. Cr. COURTESY OF NETFLIX © 2025

ちなみに、ヴェクナにとどめを刺す役にジョイスが選ばれたのは、「彼女こそがグループの母親的存在で、守護者だから」とロス・ダファーは加えている。首を叩き切りながら、それぞれがこれまでの苦しみを回想する映像を用意するようになったのは編集段階になってのことだという。

「ただの“やったぜ!”という感じではなく、正しいものにできたと感じました。それに、あそこから引き起こされたトラウマを浄化しているキャラクターたちにとって、ある意味でカタルシスがもたらされました。ただ立って歓声を上げるだけのシーンではありません。あの悪魔がどれほどの苦しみをもたらしてきたのかを思い出す瞬間なのです」。

やっとの思いで壮絶な戦いを終えた一同は、場面転換を経てエルへの別れを告げ、18ヶ月後の日常に戻っていく。ホーキンス高校の卒業式では、ダスティン・ヘンダーソン(ゲイテン・マタラッツォ)が卒業生総代として壇上でスピーチ。Fワードこそ使わないものの、荒々しい言葉で学校や校長を批判し、最後には中指を立て、この支配からの卒業を宣言する。

「他のよくあるドラマのキャラクターって、何というか、愚痴を吐き出して、好き放題言って、思っていることをそのまま言う、みたいな機会ってあまりないと思うんです。その貴重な機会を、僕は当たり前だと思っていませんでした」と演じたマタラッツォは振り返っている

「ストレンジャー・シングス」は壮大な冒険を終えたが、ファンはもう一度ホーキンスを訪問することができる。2026年1月12日より、最終章の制作舞台裏に密着した完全未公開のメイキングドキュメンタリー『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5 ~”最後の冒険”の舞台裏~』が配信されるのだ。涙なしには見られない彼らの最後の日々を、再び見届けよう。

Source:Variety

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者、運営代表。執筆・編集から企画制作・取材・出演まで。数多くのハリウッドスターに直接インタビューを行なっています。お問い合わせは nakataniアットriverch.jp まで。

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