【ネタバレ】「ストレンジャー・シングス」シーズン4の第1話、ダスティンの台詞はあの名作からの引用?

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『スター・ウォーズ』オマージュ
全9話となる「ストレンジャー・シングス」シーズン4のエピソード1では、シーズン3のスターコート・バトルから6ヶ月が経過。エルはウィルをはじめとするバイヤーズファミリーとともにカリフォルニアに引っ越し、慣れない高校生活を過ごしていた。一方、同じく高校生へと成長したマイクやダスティンは、“ヘルファイア・クラブ”に所属しており、ホーキンスでの学校生活を彼らなりに謳歌中。このエピソードタイトルにもなっているヘルファイア・クラブとは、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」をプレイする集会のことだ。
マイクがエルに会いに行く前夜、そんなヘルファイア・クラブのメンバーらでテーブルを囲み、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」で盛り上がる。「命ある限り」と最後まで敵に屈せず、戦い続けると意気込んでいた一同だが、後に状況は一転し、戦うか逃げるかという究極の選択肢を強いられてしまう。「不本意だが逃げるしかない」と戦いを恐れるメンバーもいるなか、ダスティンとエリカは固い決意で勝負に出ることを選ぶ。
20面ダイスをふり、希望の数字が出なければ敵側の勝利が確定しまう危機的状況。「成功確率は20分の1だ」と仲間から最後の忠告を受けるダスティンだが、「二度と確立の話はするな(Never tell me the odds)」と言い返し、そのダイスをテーブルに投げるのだった。
このダスティンの台詞こそ、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)からの引用と思われているもの。「小惑星帯で衝突しない確率は3720分の1しかありません」とC-3POに告げられ、「確率なんてくそ食らえ!(Never tell me the odds)」と、ハン・ソロが言い放つ有名な言葉だ。映画やアメコミなどをはじめとするポップカルチャーのファンであるダスティンは、『スター・ウォーズ』好きでもあるのかもしれない。
とはいえ、強気に賭けに出たダスティンだが、ダイスを振ったところ残念ながら失敗。これにつづいたエリカがダイスを最後にもう一振りし、見事に成功させた。そしてチームは勝利を果たしたのだ。さすが、「“アメエリカ”にエリカは必要(You can’t spell America without Erica)」というだけのことはある。
Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4:Vol.1は配信中。Vol.2は7月1日(金)より配信開始。
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