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【インタビュー】『ストレイ・ドッグ』カリン・クサマ監督が語る「自己責任」「母親と娘」「悪役論」─ ニコール・キッドマン驚愕の変貌、そのウラ側

ストレイ・ドッグ カリン・クサマ監督
(C)2018 30WEST Destroyer, LLC.

復讐か、贖罪か。未だかつて見たことのないニコール・キッドマンセバスチャン・スタンが初共演を果たした、衝撃のネオ・ノワール映画『ストレイ・ドッグ』が、2020年10月23日(金)より公開中だ。

ロサンゼルス市警の女性刑事エリン(ニコール・キッドマン)は酒に溺れ、同僚や元夫、娘からも疎まれる孤独な人生を送っている。ある日、エリンの元に差出人不明の封筒が届いた。中身は、因縁の事件の主犯からの挑戦状だった。17年前、砂漠地帯の犯罪組織に潜入したエリンとFBI捜査官のクリス(セバスチャン・スタン)は、取り返しのつかない過ちを犯して捜査は失敗。その罪悪感は今も彼女の心を蝕み続けていたのだった……。

この度、THE RIVERは本作の監督を務めたカリン・クサマに単独インタビューを実施。『イーオン・フラックス』(2005)『不吉な招待状』(2016)など、作品を発表する度に世界中に衝撃を与えており、次回作には吸血鬼ドラキュラの現代版映画も控えている注目の日系人監督だ。今回のインタビューでは、企画の発端や現代社会に通じる題材、衝撃の変貌を遂げたニコール・キッドマンやセバスチャン・スタンの演技への取り組み方、マーティン・スコセッシ監督などによる名作からの影響、社会情勢による映画体験の変化などについて尋ねてみた。

ストレイ・ドッグ カリン・クサマ監督
(C)2018 30WEST Destroyer, LLC.

企画の発端と題材

ストレイ・ドッグ
© 2018 30WEST Destroyer, LLC.

──予想打にしない衝撃的な展開の連続に唖然としました。前作『不吉な招待状』(2016)に引き続き、脚本家フィル・ヘイとマット・マンフレディと仕事を共にしていますが、『ストレイ・ドッグ』でも二人と組むことになった背景を詳しく教えてください。

フィル・ヘイとマット・マンフレディ及びに彼らが率いる脚本チームとは、これまでにも沢山仕事を共にしてきました。前作『不吉な招待状』でも一緒に手掛けましたし、『イーオン・フラックス』も彼らが脚本を執筆した作品でしたね。

その頃に私はフィルと結婚して家庭を持つようになっていて、二人に関しては25年間も一緒に仕事をしていて、私たちは自然と制作面でも家族のような関係を築くようになったんです。そこで、二人は私に今回の物語の構想案を脚本執筆前から話してくれました。映画全体を如何に構築していくのかを聞くことも出来たので、普通よりも早く映画について考え始めることが出来ましたよ。

──観る者の倫理観が問われるかのような題材に心を激しく揺さぶられました。監督自身は本作を通して、観客にどのようなことを伝えたいと思っていのでしょうか?また、今世界中で起きている様々な社会問題の影響で変化したことは何かあるでしょうか?

今になって考えてみると、大変興味深いですね。何故ならば、本作で描いた内容が現代社会との結び付きが更に強まった気がしてならないので。映画を作り始めた時、自己責任について描くことを志していました。自分の過ちに責任を持ち、失敗と向き合い、欠点に正直になること。そして、今間違いなく文化的にも政治的にも、それが如何に難しいことであるのかを痛感させられている時ではないでしょうか。

──「正直になる」という言葉が出て来ましたが、脚本家であり夫のフィル・ヘイと仕事をする際には如何でしょうか?

素晴らしい質問ですね。私たちはお互いに凄く正直であると思います。フィルは「僕たち三人はお互いに正直なので、裏表もなく鉄のように硬い絆で結ばれている」と良く話していますよ。それと私たちは脚本や演技、映像が成功しているか否かを常に共有し合っているので、正直に会話している方だと思いますね。

母親と娘の関係性

ストレイ・ドッグ
(C)2018 30WEST Destroyer, LLC.

──ニコール・キッドマンが演じる、情け無用で敵を追い詰める刑事エリン・ベルが非常に魅力的でした。ただ、このような役柄は他の作品では女性ではなく男性として描かれる傾向が多いようにも思いました。敢えて女性を主人公にした理由があるなのでしょうか?

私が覚えている限りでは、開発の初期段階の頃は警官もしくは探偵の物語を想定していて、主人公を女性にした場合、更に物語が興味深くなると全員が頷いていました。主人公像の鍵を握っていたのは、常に娘との関係だったり、家族全体のことだったりなので、割と初期の段階から女性が主人公であるべきだと確信していましたよ。

──潜入捜査の失敗から酒に溺れる刑事エリン・ベルと、母親を避ける娘との関係性について言及されましたが、個人的にも物語として非常に重要な役割を果たしていたように感じました。二人が同じ空間に存在しない場面でも、物語の推進力として強く機能していたように思います。複雑な親子の関係性は、映画を更に独創的な作品にする為の要素だったのでしょうか?

その通りだと思います。この映画の中では、女性だけが映る場面は決して多くありません。そして娘の育て方だったり、家族との関わり方だったりに苦悩する、決して素晴らしいとは言えないような女性ですが、これは男性視点による典型的な偏見にも受け止められますよね。ただ、同時にその女性が抱えている問題を一層深く覗けるように出来るんです。

──親であれば、誰もが自分の子供が道を踏み外そうとしている瞬間に気付くでしょう。同時に子供が実際に経験しない限りは、それを止める術が無いことも知っていると思います。本作ではニコール・キッドマン演じるエリン・ベルが警官である故に、娘が付き合っている危険な匂いのする男が、如何に最悪であるのかを人一倍敏感に感じているのでしょうか?

エリンの娘は、彼女自身が過去に過ごしてきた人たちとの思い出を蘇らせているのでしょう。彼らが決して賢くなく、力で支配したり、狭い世界の男であることを知っているんです。過去に自分自身が付き合ったことのあるような男なのかもしれないと考えているだけでなく、自分自身の中にも同じような側面が潜んでいることに気付いているので、一層敏感なんですよ。

──立ち入った話になりますが、仮に監督のお子さんが劇中に登場する娘の彼氏と付き合っていた場合、どのように対応しますか?

非常に難しい質問ですね。10代を荒々しく過ごした人たちが本作を観た時、「言われる程、悪い人には見えない」と話す人もいれば、「こんな男と娘が付き合っていたら、気が狂ってしまうのも当然」という意見もあったりしたので。どちら側に私が傾くのかは想像も付きません。私には息子がいて、娘はいないんですが、仮にいた場合に娘が彼のような男と付き合っていたら、心の底から心配すると思いますね(笑)。

──実は私自身も最終的に彼のことが悪い人には見えませんでした。それは誰であれ、善人の心を持っているという意味が込められているということなのでしょうか?

興味深い質問ですね。長い間、私たちが話し合ってきたことでもありますので。私たちは悪人という存在を信じていません。人間は幅が広いものであって、私たちはある一面だけを見て判断してしまうことがあるけれど、実際のところ人には様々な側面が存在したりもするものなんです。

今までに見たことのないニコール・キッドマン

ストレイ・ドッグ カリン・クサマ監督
(C)2018 30WEST Destroyer, LLC.

──ニコール・キッドマンによる圧倒的な役柄への憑依ぶりに度肝を抜かれました。今までに演じたことのないような難役だったと思いますが、彼女は何か苦労していましたか?演技面で監督から何か指導したことはありますか?

彼女は主人公に成り切らなければなりませんでした。実際の彼女は非常に好奇心が強く輝いていて、風通しが良く、背が高くて上品な方です。しかし、怒りや失望、後悔に満ち溢れた主人公を演じる中では、その全てを封印しなければなりません。なので、彼女は撮影に臨む前に沢山の準備をしてきたと思います。撮影の際には彼女の演技に対して、更に洗練されるように方向を指し示してあげたぐらいですね。彼女とは芸術面で本当に有益な関係を築くことが出来ましたよ。

──彼女の演技に衝撃を受けた時はありましたか?

本当に凶暴で、主人公を全身で体現していた日があったんですが、度肝を抜かれました。彼女と仕事を共に出来たことを心から誇りに思いましたね。

──役柄への理解を深めるために何か話し合われたり、資料などを提供したりしましたか?

はい、最も重要な作業でしたね。彼女にアルコールや麻薬の問題を抱えている人の写真だったり、自分の身を滅ぼすことの意味を理解する為の資料だったりを沢山送りました。これは主人公のメイクアップにも影響を与えています。他には動物の動画も沢山送りました。主にコヨーテですね。彼女には主人公の身体的な特徴を深く理解して欲しかったので。

彼女は実際に会うと、180cmで細くて、風通しが良くて、上品で、ダンサーのような方です。ただ、そんな彼女を乱暴な人に見えるように工夫する必要がありました。なので、彼女自身が主人公に寄り添っていく為にも、様々な種類の資料に目を通せたことは手助けとなったのではないでしょうか。

肌の痛みを再現する為にも、実際に彼女の顔で膨大な数のメイクアップテストを行いましたよ。彼女はとにかく完璧な肌を持っているので、砂漠の太陽で酷く傷付いたような肌を再現するのには少し時間がかかりましたね。

──確かに目を疑うような衝撃的な変貌を遂げていましたね。特殊メイクについて彼女は何か意見を述べていましたか?

もちろん。メイクアップデザイナーと共に話し合っていました。眉やまつ毛を減らして、顔の構造が簡単に見分け付けないようにしなければならないと話していましたよ。彼女の顔に視線がいく為の一工夫とでも言うべきですかね。ただ、同時に肌の痛みも加わると、どうしても目を逸らしたくなります。とにかく、彼女は特殊メイクに拘っていましたよ。やり過ぎる時もあったので、止める必要もありましたね(笑)。

あと、彼女はウィッグも被っていました。映画の中では鼻を骨折しているので、 補綴の鼻を付けていましたよ。その他には、シミや荒れた肌を再現する為に、顔全体に薄い皮膚の断片的なのを塗ったり、シワを作る為にも補綴物を付けたりしました。

セバスチャン・スタンの出演への経緯

ストレイ・ドッグ
© 2018 30WEST Destroyer, LLC.

──主人公と共に、サイラス率いる犯罪組織へ潜入した若き捜査官クリス役を演じたセバスチャン・スタンが、本作に参加することになった詳しい背景について教えてください。

セバスチャンは最初、サイラス役を検討していたと思います。ただ、私が「あなたは優し過ぎるので、サイラスには向かないでしょう」と伝えました。そこで、クリス役を彼に提案したところ、「もちろん、構いません」と返ってきました。彼の何が素晴らしかったのかと言うと、作品に対する情熱と責任感ですね。セバスチャンとニコールは一瞬で仲良くなり、美しい化学反応を起こしていましたよ。クリスは酷い間違いを犯した登場人物にも拘わらず、とても正当な人物に見えるように仕上げてくれています。

──複雑な思いを抱える役柄を演じていたと思いますが、彼は撮影現場で何か悩まれていましたか?

いいえ、実際の撮影を通じて更に役柄について深く理解していくような感じでしたよ。例えば、クリスとエリンが酒場で初めて会う場面がありますよね。その場面の撮影日に、セバスチャンとニコールは実際に初めて会ったんです。彼は現実で起きていることと同じように、実際の映画でも初対面の人と会話をしていたという訳ですね。そして、現実で二人が仲を深めていくことで、映画の物語にも影響していったんです。彼にとっても彼女にとっても、この工程が演じる上で本当に役立ったのではないしょうか。 

──ということは、二人は初対面でキスまでしたということですか?

そういうことになりますね(笑)。

──それは二人とも恥ずかしかったでしょうね。

笑っていましたよ。二人は事前にメールでやり取りはしていたみたいなんですが、実際に直接会うのはその日が初めてだったので。そんな日にもかかわらず、キスしなければならなかったので尚更、可笑しくて笑ってしまったのではないですかね(笑)。

ニコール・キッドマンとセバスチャン・スタンとの背景と今後について

ストレイ・ドッグ
(C)2018 30WEST Destroyer, LLC.

──ちなみに、ニコール・キッドマンとセバスチャン・スタンは企画の開発段階から出演する予定だったのでしょうか?

頭の中で理想の俳優が浮かんでいる時もあれば、浮かんでいない時もあります。今回に関しては、正直のところ分からなかったので、ニコールとセバスチャンも含めて、私の気に入っている俳優たちに脚本を渡して、その反応を伺うことにしました。そこで、ニコールから「脚本を読み大変気に入りました。私で検討して頂けませんか?」と言われたんです。彼女は役柄について非常に明確に解釈していて、本当に驚きました。演じたことのない役柄とも言っていたのにですよ。

そして、彼女は自分自身とは掛け離れた存在の役に挑戦できることや、自分自身の内底に潜む闇を探求できることにも興奮していたみたいでしたね。私にとって、二人とも一種の新しい価値観を与えてくれた役者で、彼らが引き受けてくれた時は心から嬉しかったですね。

──二人と再び仕事を共に出来ることになった場合、どのような役柄を演じて貰いたいですか?

どうしましょう。ニコールに関しては、次はコメディ作品をやろうと冗談交じりで話し合っていましたよ。何処となく間抜けで面白くて、決してシリアスではない役を演じようみたいな。彼女は実際に会うと凄く面白い方なので、素晴らしい結果をもたらすと思います。

セバスチャンに関しては、彼が今までに演じたことのないような本物の悪役を演じて欲しいと思っている自分もいます。ただ、彼は本当に周囲から好かれるような方なので、結果的に皆が恋してしまうような悪役になるかもしれませんね。

アメリカ・ロサンゼルスでの撮影

ストレイ・ドッグ
(C)2018 30WEST Destroyer, LLC.

──撮影で最も大変だったことは何でしょうか?

正直のところ最も大変だったのは、ロサンゼルス各地で撮影しなければならなかった故に、時間が限られていたことですね。私たちは常にロケ地にいて、セットやスタジオの中で撮影したことはありませんでした。50ヶ所もロケ地を回ったと思いますが、撮影期間は33日しかありませんでした。なので、色々な場所に移動を繰り返していく中で、時間が足りないと感じることが多かったのは事実ですね。ただ、与えられた時間の中で出来る限りのことをしようと全力を尽くしましたよ。

──何故、50ヶ所にも及ぶ膨大な数になったんですか?

ロサンゼルスは巨大な街ですからね。面白い地域や深く知られていないような場所が沢山存在するんですよ。私自身も現在ロザンゼルスに住んでいて、この場所が大好きです。非常に国際的な街であると感じていて、不思議なことに聞こえるかもしれませんが、あらゆる場所で様々な言語が飛び交ってくるんですよ。

とにかく、私たちは登場人物たちが偽物のロサンゼルスではなく、本物のロサンゼルスにいるかのように見せたかったので。だからこそ資金を注ぎ込んででも、実際にロサンゼルスで撮影することに決めました。挑戦的ではありましたが、それだけの価値があったと言えるでしょう。

名作映画からの影響

ストレイ・ドッグ
(C)2018 30WEST Destroyer, LLC.

──マーティン・スコセッシ監督『タクシードライバー』(1976)を彷彿とさせる、1970年代風なノワール作品に感じました。これは偶然でしょうか?また、他にも参考にした作品があれば教えてください。

最初は本作を探偵物語のようにしたいと考えていましたが、最終的には主人公を深く掘り下げた作品にしたいと思うようになりました。それこそ『タクシードライバー』は、登場人物の内面を描く映画として素晴らしく、まさに私たちが本作品に求めていたものでしたよ。

それから、ウィリアム・フリードキン監督『L.A.大捜査線/狼たちの街』(1985)にも影響を受けました。この映画のビジュアルと、ロサンゼルスの描写に感銘を受けましたよ。そして、汚職や道徳的腐敗の概念を描写していたことも本作品に影響を与えた要素ですね。

──監督は様々なジャンルの映画を手掛けてきたと思いますが、全作品において「ホラー」と感じる瞬間があるように感じました。監督にとってホラーとはジャンルとして考えているのでしょうか、それとも作品を作る上で自然と込み上げて来るものなのでしょうか?

素晴らしい質問ですね。衝動的な部分から来ていると思います。観客には注意深く画面を観て欲しいと考えていて、それはホラー映画が観客に要求するものと、まさしく同じですよね。観客を恐怖の底に突き落とし、不安を誘うことが出来るんです。実際にホラー映画を製作している訳ではない時にも、間違いなく意識している要素だと思いますね。

邦題と原題

ストレイ・ドッグ
(C)2018 30WEST Destroyer, LLC.

──劇中でも登場する言葉の「飢えた野良犬」のような主人公にちなみ、原題『Destroyer』から邦題『ストレイ・ドッグ』に変更されていることはご存知でしょうか?邦題に関する感想と、原題に込められた意味について教えてください。

邦題については知っています。私は多くの黒澤明作品を見てきて、感謝もしていますし、大変気に入っているので、黒澤明監督の『野良犬』(1949)に基づいた題名を付けて頂いたのは、正直のところ恐れ多い部分がありますね。

『Destroyer』については、そもそも題名を付けるのに苦労していたんですが、ある日、突然思い付いたんです。本当に長い間、題名が決まらなかったんですが、フィルが「Destroyer(破壊者)」という言葉を引き合いに出して、私たちが如何にその言葉に影響を受けているのかみたいな話をしてくれました。その言葉が時に非常に悪いことを意味するものであることも踏まえながら。

彼女の周りには多くの「Destroyer(破壊者)」がいる一方で、彼女は家族や自分自身を破壊しているとも言えたり、同時に金や強欲、そして責任感の欠如と後悔にも直面していたりするので、「Destroyer」という題名にはある種、本作の真実が宿っているという言える訳ですね。

社会情勢による映画体験の変化

ストレイ・ドッグ
(C)2018 30WEST Destroyer, LLC.

──世界中が新型コロナウイルスの影響を受けている現在、劇場で映画を観ることが困難になりつつあります。監督は自身の映画が劇場で見られるのか、自宅で視聴されるのかは気になりますでしょうか?

そうですね……。私には非常に大きな問題です。もっと楽に考えられたら良いのにと思うんですが、劇場は私にとっての教会であり、映画について学んできた場所であり、私の人生の中で最も深く芸術的な関係を築いてきた場所でもあります。今世界で起きている出来事の影響で、鑑賞体験に変化が訪れていると思うと、胸が張り裂けそうな気持ちになりますね。しかし、もしも映画を劇場で見られるならば、そうするべきだと私は信じています。

映画『ストレイ・ドッグ』は2020年10月23日(金)TOHO シネマズ シャンテほか全国順次ロードショー。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。