ハリウッド実写版『ストリートファイター』監督が離脱、スケジュール合わず ─ 後任探しスタート

カプコンの人気格闘ゲーム『ストリートファイター』ハリウッド実写映画版の監督に就任していたダニー&マイケル・フィリッポウが離脱したことがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
2023年4月に初報が伝えられた本作は、『デューン』シリーズや『ゴジラxコング 新たなる帝国』(2024)などを手がける米レジェンダリー・エンターテインメントとカプコンが共同で開発している注目の企画。監督に抜擢されたダニー&マイケルは登録者数685万人を誇るオーストラリア出身の双子YouTuberとしても知られており、2022年にホラー映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』で長編監督デビューを飾った。
報道によれば、フィリッポウ兄弟の離脱の一因はスケジュールの都合によるものだという。企画をいち早く前進させたい製作側に対し、フィリッポウ兄弟は『TALK TO ME』で仕事を共にしたA24との再タッグ作『Bring Her Back(原題)』に専念することを決めたという。同作では、『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)のサリー・ホーキンスや「インベージョン」(2021-)のビリー・バラットが出演し、6月下旬よりオーストラリアで撮影が開始されるとのこと。
製作側はさっそく、後任の監督探しを行っているという。企画に参加していたフィリッポウ兄弟は日本のアニメやゲームへの造詣が深かっただけあり、2人の後任にも注目が集まりそうだ。
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Source:THR