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実写版『ストリートファイター』監督は元YouTuber、「波動拳に敬意を」

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カプコンが誇る人気格闘ゲーム『ストリートファイター』が、俺より強いやつに会いに行くためにハリウッドで実写映画化を果たす。製作は『GODZILLA ゴジラ』(2014)シリーズや『名探偵ピカチュウ』(2019)など、日本コンテンツのハリウッド映画化には実績がある米レジェンダリー・エンターテインメントだ。

現在監督に内定しているのは、ダニー・フィリッポウとマイケル・フィリッポウという兄弟フィルムメイカー。フィリッポウ兄弟は元々RackaRackaというYouTubeチャンネル(登録者数674万人・本記事時点)で知られている。有名な作品の一つが、こちらの『Harry Potter VS Star Wars』だ。謎の高揚感とおバカなユーモアが炸裂するこの二次創作、YouTubeで見かけたことがある方も多いのでは。

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兄弟は2022年に『Talk to Me(原題)』と題したインディ作品で長編映画監督デビュー。サンダンス映画祭で上映されるや評判を博し、あのA24が入札合戦の末に北米配給権を買い付けたほどだ。

そんな期待のニューカマーが、『ストリートファイター』実写化を手がける。米Colliderのインタビューでフィリッポウ兄弟は、世界的格闘ゲームの映像化に向けた意気込みを語った。

マイケルが「『ストリートファイター』の伝承、全てのキャラクターたちとその出自に飛び込んでいくことは、とても興奮します。アイデアが無限に湧いてくるので、とにかくそれをスクリーンに映します。特別なものが作れると思いますよ」と自信を見せると、ダニーも「波動拳や、全キャラの技には絶対に敬意を表したいです。映像化してスクリーンに映し出せるなんて、素晴らしいこと」と説明した。「ああいった不可能な動きをカメラに映して創造できるなんて、最高なことだと思いますよ」。

波動拳や昇竜拳、ソニックブームにヨガファイヤー……お馴染みの必殺技はいかにして映像化を果たすか。これまで様々な工夫を凝らしてエキサイティングな映像を自主制作してきたフィリッポウ兄弟の手腕に期待だ。

Source:Collider

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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