「ストレンジャー・シングス」最終シーズン、トーンはシーズン1のような初心回帰&スケールはシーズン4並に

Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)のクリエイターであるダファー兄弟が、最終シーズンで期待できる展開について明かしている。
米Deadlineによると、ダファー兄弟は11月13日(現地時間)、監督/製作総指揮のショーン・レヴィ、ミリー・ボビー・ブラウン(イレブン/エル役)やケイレブ・マクラフリン(ルーカス役)らキャストとともに、「FYC」パネルディスカッションに参加。その中でロス・ダファーが、ファイナルとなるシーズン5について次のように語った。
「シーズン5は、これまでのシーズンの集大成のようなもので、各シーズンの要素を少しずつ取り入れたものになると考えています。シーズン1のトーンのような、少し初心に帰ることを目指しています。でも、スケール的には4と同じような感じです。なので願わくば、すべての要素を少しずつ盛り込みたいですね。」
しかし、過去のシーズンとは異なる重要な要素も含まれているようだ。マット・ダファーによると、シーズン5で世界を脅かす危機にさらされるのは、マイクやエルなどの子どもたちだけではない。彼らの両親やその他のコミュニティに対しても「すべてがオープンになる」という。
また、シーズン4では裏側の世界の謎が次々と紐解かれたが、最終シーズンでは再び「かなりの部分」が解明される予定とのこと。その上でロスは、こうした超常現象と同じくらい「ほとんどのキャラクターがまだ生きていること」が重要だと述べ、「多くのキャラクターがシーズン1から成長してきたので、彼らの物語を締めくくるのは重要なことです。なので、キャラクターアークを完結させる時間を与えることと、未解決な部分を片付けて最後の謎解きをすることの間でバランスを取る必要があります」と語った。
まだ最終シーズンの詳細なストーリーは明らかにされていないが、シリーズ初期のトーン、シーズン4のような巨大なスケール感、謎解きやキャラクターアークの完結といった様々な要素を織り交ぜた物語になりそうだ。最終シーズンの脚本は2022年8月に執筆作業が始まり、11月6日に第1話の脚本の表紙が公開となった。現在、第2話の執筆に取り掛かっているところだという。撮影は2023年に開始する見込みのため、配信開始は2024年になる可能性が高い。
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Source:Deadline