『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』予告編、マリオカートやドンキー登場 ─ マリオ役宮野真守、吹替声優も発表

任天堂が誇る世界的人気キャラクター、スーパーマリオブラザーズとその世界を『怪盗グルー』シリーズのイルミネーションが初の長編CGアニメ化するハリウッド映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』より、フル予告編映像が公開された。
前回の予告編では、マリオやキノピオ、クッパやルイージたちが登場したが、この映像では新たにドンキーコングやピーチ姫も登場。さらに、マリオカートまで映像化されている。
初代ファミコンの元祖『ドンキーコング』からのお馴染みである赤いステージの上でドンキーと一騎打ちに挑むマリオだが、ドンキーに全く敵わずメッタメタにされてしまう。その様子を心配そうに見守るのはピーチ姫とキノピオだ。隣の長老はクランキーコングだろうか?
クッパはルイージの身柄を捕らえ、ルイージそっくりの男、つまりマリオが世界支配に邪魔なのだと脅す。「同じヒゲ、色違いの服、イニシャル入りの帽子?知らないです!」と、臆病なルイージは早速怯えまくりだ。
クッパ襲来に備えるピーチ城。本作のピーチ姫は勇敢に戦う戦士のようだ。キノピオが「僕らかわいいんです」と目をうるつかせるが、これはイルミネーションの前作『ミニオンズ フィーバー』(2022)で話題になったミニオンズの「ぴえん顔」の踏襲か。
ドカンやブロック、ちくわブロックなどゲームでお馴染みのステージに挑むマリオ。マリオの顔に吸い付くプクプクは、よく見るとウロコのディティールが加えられている。
さらに、タヌキマリオやファイアフラワーといったゲームでお馴染みの要素も再現。カラフルなヨッシーが駆ける映像もわずかに映されるが、ここはヨッシーアイランドだろうか。
映像の後半では、マリオたちがカートに乗って走る「マリオカート」シーンも登場。一直線に伸びるレインボーロードを疾走する映像は圧巻だ。「プゥン」のジャンプ音、「ワッフー」の声など、ゲームでお馴染みのサウンドも登場する。
本国版ではクリス・プラット、アニャ・テイラー=ジョイ、ジャック・ブラックら豪華キャストが声を務める本作について、日本語吹替声優も明らかになった。
マリオ役は宮野真守、ピーチ姫役に志田有彩、ルイージ役に畠中祐、クッパ役に三宅健太、そしてキノピオ役として関智一の起用が公式発表されている。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』はイルミネーションと任天堂が共同で制作する「スーパーマリオ」のアニメーション映画。監督は『ティーン・タイタンズGO!トゥ・ザ・ムービー』でタッグを組んだアーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニック、脚本には『ミニオンズ フィーバー』、『レゴ®・ムービー2』のマシュー・フォーゲルが起用された。
製作にはイルミネーションの創業者、そして、最高経営責任者のクリス・メレダンドリ、任天堂からは代表取締役フェローの宮本茂が務める。今作はユニバーサル・ピクチャーズと任天堂が共同出資しユニバーサル・ピクチャーズが全世界で公開する。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は2023年4月28日(金)劇場公開。
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