スター・ウォーズ『ジェダイの帰還』からカットされた幻の全身電球エイリアン、「みんな笑ってた」と当時のスタッフ

映画では、撮影された全ての映像が本編入りする訳ではない。削除されたシーンが、ディレクターズカットやDVDの特典映像で日の目を見ることもあるが、ほとんどの場合はお蔵入りである。そんな映像の一つを、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)のスタッフがSNSで紹介している。
Looked just like that.
Everyone laughed.
Never got shot. https://t.co/4LkxvbWCDO
— Phil Tippett (@PhilTippett) January 25, 2022
『ジェダイの帰還』でクリーチャー・デザインを担当したフィル・ティペットが、自身のTwitterアカウントに貴重な映像をシェア。それは、同作のジャバ・ザ・ハットの宮殿場面で捉えられた舞台裏映像だ。C-3POとR2-D2がルーク・スカイウォーカーのメッセージを伝えるためにハットの宮殿を訪れたこの場面では、数多くのエイリアンが居合わせていた。そのうちの一体になるはずだった悲運のエイリアンが動画で紹介されている、ピカピカと点滅する電球を全身に装着したエイリアンだったようだ。
この投稿にティペットは、「見た目はこんな感じだ。みんなが笑っていたよ。撮影はされなかった」とコメントを添えている。あまりにもライトがまぶしくて奇妙なキャラクターだったため、実際には撮影されなかったそうだ。
もし、“電球男”が本編入りしていたら、インパクトの塊のようなジャバ・ザ・ハットでさえ、その存在を食われていたかもしれない。『ジェダイの帰還』ではカットされてしまったが、もしかしたら、「マンダロリアン」や「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」などのディズニープラス(Disney+)の『スター・ウォーズ』ドラマシリーズで復活する可能性があるかも?
Source:Twitter