『スター・ウォーズ』全9作のタイトルは「全て間違っている」と唱えた動画が話題、マーク・ハミルも納得

『スター・ウォーズ』スカイウォーカー・サーガの全9作は、それぞれ物語の内容を表す副題が付けられている。ファンの方にとっては説明不要だが、一覧は以下の通り。
- エピソード1/ファントム・メナス
- エピソード2/クローンの攻撃
- エピソード3/シスの復讐
- エピソード4/新たなる希望
- エピソード5/帝国の逆襲
- エピソード6/ジェダイの帰還
- エピソード7/フォースの覚醒
- エピソード8/最後のジェダイ
- エピソード9/スカイウォーカーの夜明け
この副題が「全てが間違っている」と唱えた動画がTikTokで話題に。ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルも「全部理にかなっている!」と膝を打った動画が提案する、新たな(?)副題は以下のとおりだ。
NOW it all makes sense!#EverythingYouThoughtYouKnewIsWrong https://t.co/4BfzA7dnYI
— Mark Hamill (@HamillHimself) July 31, 2020
- エピソード1/スカイウォーカーの夜明け
- エピソード2/シスの復讐
- エピソード3/クローンの攻撃
- エピソード4/ジェダイの帰還
- エピソード5/フォースの覚醒
- エピソード6/最後のジェダイ
- エピソード7/帝国の逆襲
- エピソード8/新たなる希望
- エピソード9/ファントム・メナス
ひとつずつ見てみよう。まず、エピソード1で描かれたのは、サーガの原始であるアナキン・スカイウォーカーの誕生。これぞ『スカイウォーカーの夜明け』だ、というのは、確かに理にかなっている。続くエピソード2では、シス卿として潜伏していたパルパティーンがジェダイ殲滅のためにクローン軍を完成させた。『シスの復讐』だ。エピソード3では、そのクローン軍がオーダー66によってジェダイへ攻撃をしかけたという内容から『クローンの攻撃』に。
オーダー66でジェダイは表社会から抹消されたが、エピソード4ではオビ=ワンがルーク・スカイウォーカーに教えを授け、『ジェダイの帰還』をもたらした。そのルークは、エピソード5でヨーダの修行を受けて『フォースの覚醒』。エピソード6ではヨーダもアナキンも死に、「僕はジェダイだ(I am a Jedi)」宣言をしたルークが『最後のジェダイ』になった。
エピソード7は『帝国の逆襲』。崩壊したはずの帝国軍がファースト・オーダーに生まれ変わった逆襲撃が描かれたからだ。エピソード8ではルークが『新たなる希望』であるレイに教えを施し、レジスタンスを託して消えた。そして『ファントム・メナス』とは「見えざる脅威」といった意味だが、これは死してなお長年銀河を牛耳っていたパルパティーンのことを指している、というのだ。
解釈によって様々な意味合いを帯びるのも、『スター・ウォーズ』副題の持つ神秘的な魅力。ストーリーをいろいろ思い出しているうちにまた観直したくなった?『スター・ウォーズ』は「Disney+(ディズニープラス)」で配信中だ。