A24が切望した新世代ホラー『Talk to Me』日本公開決定 ─ YouTuber出身、実写『ストリートファイター』にも内定の気鋭コンビ注目作

あのA24が争奪戦の末に北米配給権を勝ち取った注目のホラー映画『Talk to Me(原題)』が、日本でも2023年12月22日に公開されることがわかった。ギャガが配給する。
本作は双子の大人気YouTuberダニー&マイケル・フィリッポウの初監督作品となるホラー映画。2023年のサンダンス映画祭で上映されるや否や大きな話題を呼び、アリ・アスター、ジョーダン・ピール、サム・ライミ、スティーブン・スピルバーグ、スティーブン・キングらが本作を大絶賛。サンダンス上映後、こぞって手を挙げた世界中の配給会社の中から、A24が北米配給権を勝ち取った。
北米では7月28日より公開され、初週末に予想興行収入の2倍となる1,002万ドルを稼ぎ出した。これはA24にとっては、『ミッドサマー』対比で150%以上という驚異の大ヒットスタート。批評家の口コミも上々で、ロッテントマトでも批評家95%を記録した。
監督のダニー&マイケル・フィリッポウによるYouTubeチャンネル「Racka Racka」は、ブラックで尖ったコメディや、日本アニメの自家製実写版など超個性的でエッジの効いた動画が高評価を集め、670万人以上のフォロワーを誇る。2015年第6回ストリーミー・アワードで国際YouTubeチャンネル賞受賞、2016年にはバラエティ誌が選んだ期待の新人に選ばれた。あの『ストリートファイター』実写映画では監督に就任するなど、今最も注目を集める気鋭クリエイターだ。
「A24」といえば、アカデミー作品賞に輝いた『ムーンライト』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』をはじめ、日本でも社会現象を巻き起こした『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』など、ヒット作品を数多く世に放ち、映画ファンのみならず、アート、音楽、ファッションなど様々な分野のファンを魅了する映画製作・配給スタジオ。果たして『Talk to Me』の全貌とは。伝えられているのは、以下の短いあらすじだけだ。
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『Talk to Me(原題)』は2023年12月22日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国ロードショー。
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