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『塔の上のラプンツェル』実写化、悪女ゴーテル役にスカーレット・ヨハンソン

Harald Krichel, CC BY-SA 4.0 , via Wikimedia Commons

「♪ラプンツェ〜ル!髪の毛おろして〜」!ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ長編作品第50作目として2010年に公開され、今も塔のように高い人気を誇る『塔の上のラプンツェル』実写化企画が再び動き出した。米Deadlineによれば、主人公ラプンツェルの育ての母マザー・ゴーテル役に『アベンジャーズ』ブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンが起用されるようだ。

過去の名作アニメーションの実写化に連続的に挑むディズニー。『塔の上のラプンツェル』も実写化されるとの噂はしばらく囁かれていたもの。2024年12月には『グレイテスト・ショーマン』(2017)のマイケル・グレイシー監督とともに企画が動いていると伝えられていた

ところがその後、ディズニー・プリンセスの原点を実写化する『白雪姫』(2025)が大不振。さらに社内での人事異動の事情もあり、『ラプンツェル』実写化は一時棚上げされることとなっていた。

新たな報道によれば、まだスタジオ内で正式な承認は降りていないものの、企画を見直しながら改めて初期段階に立ち返ったところという。監督は引き続きグレイシーで、オリジナル版の内容を『リベンジ・スワップ』(2022)『ソー:ラブ&サンダー』(2022)のジェニファー・ケイティ・ロビンソンが脚本に起こす。

『塔の上のラプンツェル』は、グリム童話「ラプンツェル」を原作に、ディズニーが初めて3DCGで描いたプリンセス・ストーリー。生まれてから18年間、人里離れた塔で暮らしてきたラプンツェルが、大泥棒のフリン・ライダーとともに初めて外の世界へ飛び出し、自分自身を発見していくストーリー。全世界興行収入5億9,179万ドルの大ヒットを記録し、劇中曲「輝く未来(I See the Light)」はアカデミー賞の歌曲賞にノミネートされた。

ヨハンソンが演じるとされるマザー・ゴーテルはラプンツェルの育ての親にして事実上の悪役であり、物語における支配者だ。永遠の若さと美しさを求めるゴーテルは、ラプンツェルの髪を利用するために彼女を管理下に置き、「外の世界は恐ろしい」「お前を守ってあげている」と言い聞かせながら心理的に娘を支配しようとする。黒髪となるであろうヨハンソンの姿も見所となりそうだ。

撮影スケジュールや公開予定日は不明。「♪お気に入りの本を読んで 部屋の壁に絵を描いたり ギター 編み物 料理を」しながら続報を待とう。

Source:Deadline

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者、運営代表。執筆・編集から企画制作・取材・出演まで。数多くのハリウッドスターに直接インタビューを行なっています。お問い合わせは nakataniアットriverch.jp まで。

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