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映画10本で監督引退のタランティーノが『スター・トレック』を諦めた理由、最終作として確信できず? ─ 「度肝を抜く内容だった」と脚本家

クエンティン・タランティーノ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19702707206/

映画監督クエンティン・タランティーノはかつて、自ら原案を務めながら『スター・トレック』映画化企画を進めていた。しかし、脚本も仕上がったという段階で監督から離脱。その理由は謎に包まれていた。

このたび、同企画で脚本執筆を任されていたマーク・L・スミスが米Colliderでタランティーノ幻の『スター・トレック』について言及。「史上最高の『スター・トレック』映画になっていた」と語りながら、タランティーノ離脱の真相を語っている。

『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015)や『オーヴァーロード』(2018)を手がけてきたスミスは、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)の製作で忙しくしていたタランティーノから、『スター・トレック』の原案を授かり、脚本執筆に取り掛かった。共同作業は順調に進んでいたようだが、ある時からタランティーノの心境に変化が見られ始めたという。

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「彼は“数”を気にし始めたんです。ご自身で数えている映画の製作本数のことです。彼が“『スター・トレック』が最後の作品なんて、自分らしくない。本当にこれで引退でいいのか”と話していたのを覚えています。それこそ、彼が乗り越えることができなかった山だったんだと思います。」

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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