「東京コミコン2019」全員集結 ─ クリヘム、ジュード、ラファロ、オーランド、ルパート、ザッカリー、イアン豪華共演

2019年11月22日(金)~24日(日)開催の「東京コミコン2019」が幕を閉じた。ハリウッドのトップスターたちが一堂に会し、アンバサダーと広報部長という初めての役職を迎えての3日間も、いよいよグランドフィナーレ。会期の最後を見届けるべく、来場者の多くがステージ周辺に集合し、大混雑を知らせるアナウンスが場内に響くほどだった。
グランドフィナーレの進行を務めたのは、「東京コミコン2019」広報部長の宇垣美里。「最後まで盛り上がってまいりましょう!」と声をあげると、客席からは歓声が飛んだ。
豪華スター俳優、ステージに登場
宇垣の呼び込みで最初に登場したのは、アンバサダーを務めた浅野忠信。笑顔でステージに現れた浅野は、「東京コミコン2019」を振り返って「面白かったですね、こんなことが本当に起こるんだなと思って。大スターが集まって、これだけ会場が盛り上がって。コスプレのショーもあって(編注:直前の「コスプレチャンピオンシップ」で浅野は審査員長を担当)、楽しみました」と語った。
そして、今年のコミコンを彩ったスターたちが次々に登壇。「ヴァンパイア・ダイアリーズ」(2009-2017)のイアン・サマーホルダーは、登場するや会場を見渡し、「サンキュー、トーキョー、アイラブユー!」と叫んだ。トークのステージでもたびたび口にしていた、「サンキュー、サンキュー、サンキュー!」は今回も炸裂。「またすぐにお会いしましょう」との言葉には、ファンから喜びの悲鳴が飛んだ。

続いて登場したのは『シャザム!』(2019)のザッカリー・リーヴァイ。「日本のことが大好きです。世界でも大好きな国のひとつになりました。お招きいただき、ありがとうございます。またすぐにお会いできることを願っています」と話し、日本語で「ありがとう、ありがとう、どうもありがとう!」。

『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)ボバ・フェット役のダニエル・ローガンは、いまや東京コミコンの常連者。日本語で「東京コミコン、また来年!」と、ちょっと気の早い挨拶を繰り出した。さらに日本語で「ありがと、ありがと、ありがとかんざいます」。惜しいけれど、気持ちはめちゃくちゃ伝わってくる…!

『ハリー・ポッター』ロン・ウィーズリー役のルパート・グリントは、「東京、本当にありがとうございます。すごく楽しい時間でした。またすぐに帰ってこられることを楽しみにしています」と話した。日本語で「ありがとう」と言えば、ファンからは歓声が上がった。

『ロード・オブ・ザ・リング』『パイレーツ・オブ・カリビアン』のオーランド・ブルームは、胸に手を当て、感謝を身体で表しながらステージに登場。日本語で「みんな大好き、ありがとうございます」と挨拶し、「ジャパン、サンキュー、トーキョー。すごく楽しかった、また帰ってくるのを楽しみにしています」。最後に再び、「ありがとうございます」と丁寧に言い添えた。

『アベンジャーズ』ハルク役のマーク・ラファロは、やはり悠々とした足取りで登場。日本語で「こんにちは、どうもありがとう」と挨拶すると、会場からはひときわ大きい歓声が上がった。「すごく楽しい時間、素晴らしいファンのみなさん、とてもスイートな方々でした。もう僕は日本に引っ越したい。アメリカを出て行きたいんです、怖いから」と笑って言えば、会場からは笑いや歓声、さまざまなリアクションが。「本当にありがとう。楽しい夜を」と締めくくった。
