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【チーム・キャプテン・アメリカ編】どちらが強いの?『シビルウォー』戦力を徹底評価!

4月29日公開の映画『キャプテンアメリカ:シビルウォー』。
映画アベンジャーズで背中を預けあった仲間たちが、己の信念を賭け、二つの陣営に別れて対峙する。前回の『チーム・アイアンマン編』に引き続き、相対する「チームキャップ」のメンバー、キャプテン・アメリカ、ホークアイ、ファルコン、ウィンター・ソルジャー、アントマン、エージェント13、スカーレット・ウィッチの独断と偏見の戦力評価をしてみたいと思います。

チーム・キャプテン・アメリカ

キャプテンアメリカ:75

映画「アベンジャーズ」第一作では、なんか「90歳の童貞男」みたいな扱いをされるわ、ヘリキャリアのエンジン修理のお手伝いさせられるわ、最終決戦では雑魚相手に必死で、おいしいところは全部さらわれるわで、不要説まで流れたキャップ。
いまだにネットでは、「盾男が鉄男に勝てるわけがない」なんて論調が多いですが、キャップは映画『キャプテンアメリカ / ウィンター・ソルジャー』で能力に大幅な補正がかかりました。
洗練された白兵戦能力に加え、ハスラーのポール・ニューマンもびっくりの盾使い。その戦闘力は単身、SHIELDの戦闘機を飛行能力なしで撃墜し、あのウルトロンを単独で相手にできるほどです。
そもそも原作コミックでは、アベンジャーズの主役は社長ではなく、キャップなのです。奪われた主役の座を名実ともに取り戻せるか。キャップの拳には社長に小馬鹿にされてきた積年の恨みがこもっているはずです。

ホークアイ:65

弓矢おとこ。『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』で自分でも自嘲していましたが、なぜに弓矢にこだわるのか。現代の戦闘において弓を使うメリットは、狙撃の際に音がしない、ということしかないはずです。
いわばホークアイの能力は暗殺向きで、集団戦には最も向かないと評価せざるを得ません。白兵戦もまあまあ強いですが、ブラック・ウィドウとの対戦では完敗の上、手すりに頭ゴンされていました。
性格は気さくで、原作コミックの世界では超モテモテですが、『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』で妻子持ちの設定にされてしまいました。コメディリリーフとして以外の見せ場はあるのでしょうか。

ファルコン:62

見た目と、飛行シーンはかっこいいのですが、なにぶん『キャプテンアメリカ / ウィンター・ソルジャー』での戦線離脱の仕方が、「スーツこわれちった、ごめん」て。劇場でシートから滑り落ちそうになりました。
白兵戦も、キャップが一撃で倒したラムロウにボコられかけていたし、アントマンにはいいように翻弄されていたし、正直背中を預けるのは不安です。
ただ、ホットトイズ社製のフィギュアの出来は、シリーズの中でも一、二を争ってかっこいいのです。

ウィンター・ソルジャー:74点

バッキー・・・(涙)。
変わり果てた姿で登場したキャップの親友。左手は金属製で、力を込めると積層パネルが駆動して、これまた超かっこいいのです。あらゆる銃器を使いこなし、数々のハイドラの暗殺任務をこなしたであろうコンバットナイフ使いは、『キャプテンアメリカ / ウィンター・ソルジャー』未見の方は是非ご覧頂きたい。白兵戦能力はキャップとほぼ互角。何より今回のシビルウォーでは、ストーリーのマクガフィン的役割になりそう。簡単に倒されるわけがないのであります。

アントマン:70点

もと泥棒の、男やもめ。娘に会うために今回も頑張るはず。
チームキャップで追われる側だとお給料でないのでは?あの3バカトリオは参戦するのか?アントニーに変わる相棒は見つかったのかなど、疑問は尽きません。
そもそも、原作コミックの世界では、アントマンはワスプ含めて社長側だったはずです。今回のアントマンはハンク・ピムじゃない分、新たな展開が用意されているのでしょう。
アントマンは、普通の運動神経がちょっといいだけのおっさんですが、とにかく原子レベルまで小さくなれるので、白兵戦では無敵です。
ただ、小さくなっている間に爆発に巻き込まれたり、踏まれたり、の危険が常につきまといますし、なんていうか、噂されている巨大化はコメディーになっちゃうし、そもそもアントマンにそこまで重要な役割任せるかなあという、制作側の忖度を勘ぐってみたりした結果、このくらいの戦力評価になります。

エージェント13:50点

シャロン・カーター。キャップといい感じになりそうな美人エージェント。原作コミックでは主にシビルウォーの戦後に重要な役割を担います。
戦力としては、どうなんでしょう。コールソンさんや、マリア・ヒルと同程度。普通の人よりは強いけど・・・って程度じゃないかな。キャップとの色っぽいシーン担当なのでは?それならそうと、アントマンより信頼できる味方という考えもあります。

スカーレット・ウィッチ:100点

戦力的に微妙な人が多いチームキャップにおいてただ一人、誰が相手でも勝つ可能性があるチートキャラが紅い魔女ことワンダ・マキシモフです。『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』では、弟ピエトロが大人の事情で退場させられ、本当はX-MENである彼女もその危険は常にあるのですが、彼女の能力は物を自在に動かすテレキネシスと、感情が激発するとテレキネシスを分子レベルまで作用させ、そのことによっておこる現実改変能力です。
原作コミックの『マーベルユニバース』では、彼女のこの能力のせいで、全ヒーローが右往左往、非常に迷惑しています。弟が死んだときに暴走しなかったので、その能力は描かれないかもしれませんが、それでも強力なサイキックであることに違いはなく、一人、X-MENここにありと存在感を示してくれるはずです。

チーム総評

とにかく、手心を加えないといけないチーム・アイアンマンに比べ、チームキャップは全力で戦うことができます。また、向こうのヴィジョンやブラックパンサーみたいな通常攻撃が通じない相手には、ワンダをぶつければなんとかなりそうです。
チームワークも、後ろめたさをそれぞれに抱え、おそらく個人プレーが多くなるであろう相手方よりも、元一丸になったチームキャップの方がいいでしょう。

私は、『チームキャプテンアメリカ』有利と予想します。皆様の予想はいかがですか?こんな話ができるのも、あと数日。キャプテンアメリカシビルウォーは4/29金曜日公開です。

チーム・アイアンマンの戦力解説はコチラ!

Writer

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アクトンボーイ

1977年生まれ。スターウォーズと同い歳。集めまくったアメトイを死んだ時に一緒に燃やすと嫁に宣告され、1日でもいいから奴より長く生きたいと願う今日この頃。