『テッド』前日譚ドラマの米ティザー映像、さっそくダークユーモアが炸裂してしまう

大人に成りきれない中年男ジョンと命を宿した毒舌テディベア「テッド」が繰り広げる騒動を、下ネタ満載で描く抱腹絶倒コメディ映画『テッド』シリーズ。その前日譚ドラマ『Ted(原題)』の初予告編映像が到着した。
米Peacock製作、映画版シリーズで監督・脚本・テッドの声も担当したセス・マクファーレンが指揮を執るドラマ版のあらすじは、以下となっている。
「コメディ映画『テッド』の前日譚イベントシリーズの舞台は1993年。かつて“テッド・ザ・ベア”として人気を博した時代の栄光は過ぎ去り、テッドは今、マサチューセッツ州フラミンガムの自宅にて、16歳で親友ジョン・ベネットとジョンの両親マティとスーザン、いとこのブレアと一緒に暮らしている。テッドはジョンに良くない影響を与えるかもしれないが、結局のところ、友情のためなら手段を選ばない忠実な仲間なのだ。」
予告編は、1993年のテッドが未来の自分に向けて手紙をしたためるシーンでスタート。「親愛なるテッドへ。僕だよ、1993年のテッドだ。これを読んでるなら、一番成功しているプラットフォームで新シリーズがリリースされるってことだね」と、読み上げながら綴っている。
次のシーンでは、2023年のテッドが30年前に書かれた手紙を読みつつ、「そうだよ。新シリーズが製作されたぞ」と、過去の自分に前日譚ドラマがリリースされることを報告。さらに、「未来は素晴らしいかい?」とか「しょっちゅうNASAは月に人間を送ってるの?」という、過去版が投げかける質問に未来版が答えている。
さらに予告編は、「君の世界を目にするのが待ちきれないよ。空飛ぶ車や正常な気候、それに古いヤツの焼き回しじゃない、新しいTV のキャラクターもだ」と、スラスラとペンを走らせる過去版テッドを映し出す。どうやら、過去のテッドは未来に大きな期待を抱いているようだが、現代に空飛ぶ車は存在しないし、地球温暖化が進んで気候は荒れ放題、『テッド』を含め、映画やドラマシリーズはリメイクやリブートが溢れ返っている状態だ。そんな過去の自分を不憫に思った未来版テッドが、「可哀そうな奴め、メッチャ希望だらけじゃん」と悲し気な表情でポツリと呟く。
前日譚ドラマでもマクファーレンがテッドの声で続投。予告編には登場していないが、16歳のジョン役で『パージ』(2013)のマックス・バークホルダー、父親マティ役で『Oppenheimer(原題)』(2023)のスコット・グライムス、母親スーザン役で『スキャンダル』(2019)のアラナ・ユーバック、いとこのブレア役で『シエラ・バージェスはルーザー』(2018)のジョルジア・ウィガムが出演する。
全エピソードで監督を務めるマクファーレンは、「モダン・ファミリー」(2009‐2019)のポール・コリガン&ブラッド・ウォルシュと共同脚本・ショーランナー・製作総指揮も兼任する。
『テッド』前日譚ドラマシリーズは、米Peacockにて2024年1月11日に配信開始。
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Source:@Peacock , Comicbook.com