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『トランスフォーマー/ビースト覚醒』ユニクロン設定は矛盾していない ─ プロデューサー、次回作で新ビースト戦士登場予告【インタビュー】

トランスフォーマー/ビースト覚醒
©2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.©2023 HASBRO

シリーズ最新作『トランスフォーマー/ビースト覚醒』が、いよいよ日本公開となった。THE RIVERでは、『トランスフォーマー』シリーズのプロデューサーである重鎮ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラに、本作2度目(通算3度目)のインタビューを実施。少し踏み込んだ質問にも、ボナヴェンチュラは気前よく答えてくれた。

前回のインタビューはこちら

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ プロデューサー 単独インタビュー

──ボナヴェンチュラさん、お久しぶりです!ついにビースト戦士を実写で見られて、夢が叶ったようです。最高の映画をありがとうございます!

よかった!君がビーストウォーズのファンだってことは知っていますからね!

──本作には5体のマクシマルが登場しましたが、登場を断念したマクシマルは他にいましたか?

はい。まず、他にも良いマクシマルはたくさんいます。ただ、あまり多くのキャラクターを登場させてしまうと、キャラクターとの関係をきちんと描くのが難しくなってしまう。だから、登場キャラクター数には制限を設けていたんです。

ただ、将来このシリーズを続けていけば、彼らに対する理解も深まるはず。本作だって5体登場したにせよ、きちんと知ることができたのはエアレイザーとオプティマスプライマルだけだったでしょう。(誰を登場させるかは)意識して選んでいます。今後についてはこれから話し合うつもり。スティーヴン監督はラットルがお気に入りですし、ファンの皆さんからもいろいろと要望をいただいています。次作がどうなるにせよ、少なくとも1体は新たに登場させるつもりですよ。

トランスフォーマー/ビースト覚醒
©2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.©2023 HASBRO

──ラットルは小さすぎたのかなと(笑)

アッハッハ(笑)。確かにサイズは重要ですよ。どこかに忍び込みたい時、身体が小さいと役に立つでしょう?今作では、人間が潜入に適した小ささでした。オートボットにはできないことです。

──シリーズのプロデューサーとして、本作における最大のリスクはなんでしたか?そして、どのように対処しましたか?

創作の面では、いくつもの大きなリスクがありました。まずは、ビースト戦士とオートボットの共演。自動車と動物が一緒にいるだなんて、自然なことではないでしょう。だから、彼らが一緒にいても、きちんと馴染んでいるように見せることが課題でした。

トランスフォーマー/ビースト覚醒
©2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.©2023 HASBRO

それから、ペルーでのロケ撮影も身体的にはとても大変でしたね。美しい国、素晴らしい場所でしたが、撮影インフラが整っていない。ジャングルの奥深くにひと月行って、標高1万2000フィート(約3000メートル)の場所で撮影したんです。異国の地での撮影は体力的にも大変でしたけど、面白い挑戦でしたよ。

──本作では、新ヴィランのユニクロンが新たに登場します。しかし、『最後の騎士王』では、ユニクロンがすでに地球を侵略した後のように示唆されていたので、少し混乱しました。この矛盾は将来解消されるのでしょうか?

矛盾というのは?

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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