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『トランスフォーマー/ビースト覚醒』親友リーク役のラッパー、トベ・ンウィーグウェがノリノリで好きになる動画インタビュー

これまでのロックな印象から一変、ヒップホップをフィーチャーするようになった『トランスフォーマー/ビースト覚醒』では、音楽の面にも注目だ。劇中には90年代のヒップホップがさまざまな形で登場。主題歌『On My Soul』では、気鋭ラッパーのトベ・ンウィーグウェが、あのNasと共に重厚感あるラップを披露している。

このトベ・ンウィーグェは、主人公ノアの親友リークとしても出演している。お調子者のリークを演じたンウィーグェがTHE RIVERのインタビューに登場。劇中さながら、ノリノリで楽しく答えてくれた。出演秘話やNasとの共演、憧れのアーティストなどについて、ハイテンションで語る。

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』リーク役トベ・ンウィーグウェ 単独動画インタビュー

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

やあ!日本は今何時?

──午前4時です!

(ピューっと口笛を吹いて)うわぁ!そんなに早起きしてくれて、ありがとう!

──とんでもないです!こちらこそインタビューに応じていただいてありがとうございます!さてトビー、出演シーンすごくカッコよかったですよ!リークの目線で、90年代のポップカルチャーやヒップホップシーンをもっと見つめたくなりました。ノアの部屋の壁には、ウータン・クランやNAS、デ・ラ・ソウルのポスターが貼ってありましたよね?やっぱりノアとリークって、普段から好きなアーティストの話をしたり、ミックステープを作ったり、一緒にクラブに出かけたりしてるんですかね?

100%してるね!そういう会話を山ほどしているのは間違いない。特に、リークは副業で海賊版テープを売り捌いてるんですよ。

トランスフォーマー/ビースト覚醒
©2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.©2023 HASBRO

──あなたはきっと、この映画に出演するためにとんでもない努力をされてきたんだと思います。出演の経緯はどうでしたか?それから、楽曲『On My Soul』の実現についても。

スティーヴン・ケイプル・Jr.監督がパラマウントに連絡をして、僕を起用したいと頼んでくれたんです。最初にメールが届いた時は、ドッキリかと思いましたよ。それでオーディション(テープ)を送ったんだけど、出来は良くなかった。それでも彼は良いところを見つけてくれて、映画に招待してくれたんです。映画は素晴らしい仕上がりになりました。するとスティーヴン・ケイプル・Jr.が、ラストバトルでオリジナル曲を流したらカッコいいと思うというアイデアを話してくれたんです。

僕も自分のクリエイティブを散りばめて、監督はNasに参加を依頼した。Nasはいつも通りカマしてくれました。トラックの上で火を吹いてね。いつ聴いてもイケてるものができたと思います。

そんな感じで、Nasと曲をやって、しかも世界的な映画シリーズに出演するっていう初体験が、一度に実現してしまった(笑)。

──『On My Soul』はどんなリリックですか?

『On My Soul』はスティーヴン・ケイプル・Jr.が持っていた最後のバトルシーンへのビジョンに向けて創作した曲で、あのシーンがどんな感覚になるか、とにかくアグレッシブに表現したものです。そこにNasとジェイコブ・バンクスが魂と極限の感覚を込めてくれた。はっきり言って、劇中でもとても上手くいったと思います。

──もしも駆け出しの頃に、「将来Nasと曲をやって、『トランスフォーマー』にも出演できるよ」と言われたとしたら?

絶対信じられなかったと思いますね。まず、「Yo、お前はNasと曲をやれるんだぜ」と言われても、「いやいや、Nasだぞ?」って。そんな人じゃないし、ありえないじゃん。「いいや、それがあり得るんだ」と言われても、「そんなわけねぇよ」って感じ。でも、それが実現した!

──すごいですよね。ところで映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』にも楽曲を提供していますよね。ハリウッド映画で曲をやるとき、どんなことがすごいと思う?

グローバル規模のシリーズに参加できて、そのカルチャーに語りかけられるってことですね。カルチャーがポップカルチャーとして輝くんです。

──『トランスフォーマー』は続いていくものと思いますが、もし続編が実現したら、また戻ってきたいですか?

100%、絶対戻りたい。もう戻れないってなるまで戻り続けたい!

──見てみたいことがあるのですが、続編の劇中でラップするってのはどうですか?バンブルビーは色々な音源を流せるので、彼がDJとしてトラックを流して、あなたがその上でバースをキックするんです!

いいねぇー!ビートをよこせ!カマしてやるぜ!最高じゃん!

──アイス・キューブやスヌープ・ドッグ、DMXなど、役者としても活躍するラッパーもいます。本作の中にも、2パックにオマージュが捧げられる瞬間がありましたね。あなたも彼らのように、もっと映画に出たいですか?

そうですね、もっと映画に出演して、成功を掴み取りたいです。100%、彼らのようになりたいです。

──あなたにとって理想のアーティストは?

演技の面なら、理想はデンゼル・ワシントン。彼は音楽はやらないけど、デンゼルは最高。色々な役をこなしているところが良い。音楽の面なら、僕の理想は色々な人が混じっていて、ビギー、ジェイZ、ローリン・ヒル、アンドレ・3000、エリカ・バドゥ、その他大勢。それを一体に融合させて、自分史上最高に驚異的なアーティストになりたいです。

──きっとなれると思いますよ!

そうだろ?絶対なってやる!

──個人的にトランスフォーマーやビーストウォーズに馴染みはありましたか?

今ほどではないけれど、メガトロンやオプティマスプライム、バンブルビーはお馴染みでした。今までは初心者ファンだったけど、今は中級。今作に出てくるキャラクターは全部わかりますから。クイズ出されても、うまく答えられるね。

──本作で初めてブロックバスター映画に出演したわけですが、現場で圧倒されたことは?

圧倒されたわけではないけれど、自分の最初のシーンに携わる人の多さには驚かされましたね。カーチェイスのシーンです。あのショットを決めるのに要した振り付けの数の多さは凄まじかったですよ。

トランスフォーマー/ビースト覚醒
©2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.©2023 HASBRO

──アンソニー・ラモスとの共演はいかがでしたか?

アンソニー・ラモスとの共演は、彼の重荷を背負わなくちゃいけないから大変で……ってのは冗談(笑)。アンソニーとはやりやすかったですね。エゴがない。現場での彼はすごかった。愛も感謝も思いやりもたくさんあって、みんなを迎え入れてくれているようでしたね。素晴らしい経験でしたよ。

トランスフォーマー/ビースト覚醒
©2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.©2023 HASBRO

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は大ヒット公開中。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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