『ザ・コンサルタント2』不在のアナ・ケンドリック、第3作で復帰の可能性 ─ 「必要ならば絶対に出る、と言ってくれた」

ベン・アフレック主演『ザ・コンサルタント』（2016）の続編映画『ザ・コンサルタント2（原題：The Accountant 2）』には、アナ・ケンドリックが演じた前作ヒロインのデイナ・カミングスが登場しない。しかし今、製作陣は第3作でデイナを復帰させる計画を練っているようだ。

米The New York Timesでは、天才会計士であり殺し屋のクリスチャン・ウルフ役を演じるベン・アフレック、監督のギャヴィン・オコナー、脚本家のビル・ドゥビュークが対談。3作目の計画を尋ねられると、オコナー監督は「ビルと準備の話し合いをしました」と語った。

「ひとつ話し合ったのは、アナ・ケンドリックを再登場させるアイデア。クリスチャンが、彼にふさわしい愛をとうとう手に入れることになるかもしれません。」

前作でケンドリックが演じたデイナは、クリスチャンが雇われたリビング・ロボティクス社の経理部で働く若手社員。劇中で陰謀に巻き込まれるが、ラストシーンでは新たな方向に進むことが示唆されていた。オコナー監督によると、続編ではまったく新しい物語を描くため、デイナの再登場は「まったく検討しなかった」という。もっとも監督は『ザ・コンサルタント』は3部作だとして、次回作のアイデアを早くから温めていることを認めていた。

来たる3作目について「素晴らしい脚本をただ待っている」というアフレックは、デイナを復帰させる計画をまるで知らなかったよう。このアイデアを聞き、「彼女がまだ僕たちを好いてくれているといいな」と口にすると、オコナー監督は「彼女（ケンドリック）とはメールのやり取りをしているんです」と明かした。「もし僕たちが必要とするのなら、彼女は絶対に出ると言ってくれました」。

すなわち、デイナの再登場が叶うかどうかはオコナー監督とドゥビューク次第。アフレックも「（そのアイデアが）ダメになるかどうかはあなたたち次第なんですね」と口にしたほどだ。

映画『ザ・コンサルタント2（原題：The Accountant 2）』は米国公開中。日本公開情報は明らかになっていない。

Source: The New York Times, The Hollywood Reporter