マーティン・スコセッシ&ロン・ハワード製作総指揮、「ザ・バンド」結成から解散までのドキュメンタリー映画が公開決定

巨匠マーティン・スコセッシ&ロン・ハワード製作総指揮、ロック史上もっとも重要なバンドのひとつ「ザ・バンド」の結成から解散までを追ったドキュメンタリー映画『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』が、2020年10月23日(金)より全国順次公開となる。あわせて、日本版ポスタービジュアル&場面写真が到着した。

1976年11月25日、サンフランシスコのウィンターランド・ボールルーム。ひとつのバンドがその活動に終止符を打った。彼らの名は「ザ・バンド」、ボブ・ディランをはじめとする偉大なミュージシャンたちから尊敬される、ロック史上もっとも重要なバンドのひとつである。
本作『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』は、ギターのロビー・ロバートソンが2016年に綴った「ロビー・ロバートソン自伝 ザ・バンドの青春」(DU BOOKS)を原案に、バンドの誕生から“ビッグピンク”でのレコーディング、メンバーの友情と軋轢、そして解散ライブ「ラスト・ワルツ」に至るまで、才能や幸運、苦悩、狂気が横溢する創造の旅路を追ったドキュメンタリー。日本版ポスターは、メンバー5人の写真に「音楽も仲間も心から愛していた」というコピーが添えられた。ロビー・ロバートソンが「あまりにも美しい関係だった」と語る5人の絆が、ここに過去の映像を通じて蘇る。
ザ・バンドを敬愛するミュージシャンは多く、本作にも大物ミュージシャンたちが特別ゲストとして登場。若き日にザ・バンドの初アルバム「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」を聴いてショックを受けたと語るのは、“ボス”の愛称で知られるアメリカン・ロックの雄、ブルース・スプリングスティーン。“ギターの神様”エリック・クラプトンは、彼らの音に惚れ込み、ウッドストックに出向いてグループ加入を切望したことを告白する。
さらに、ソウルフルな歌声で知られるヴァン・モリソン、ザ・ビートルズの元メンバーである故ジョージ・ハリソン、知性派ミュージシャンのピーター・ガブリエル、ベテラン・ブルースマンのタジ・マハールなど、音楽界の重鎮たちが次々に登場し、ザ・バンドのオリジナルな魅力を振り返っていく。当時ウッドストックに住んでいたボブ・ディランとの友情やセッションの様子からは、音楽史に残るスリリングな瞬間も垣間見られるのだ。















映画『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』は2020年10月23日(金)より角川シネマ有楽町、渋谷WHITE CINE QUINTOほか全国順次公開。