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血まみれマッツ・ミケルセン、『ザ・バスタード』ファーストルックが公開

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『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(2022)『アナザーラウンド』(2021)などで知られる、“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンの最新作『The Bastard(原題)』のファーストルックが公開された。本作は2022年5月、『King’s Land(原題)』として企画が報じられていたものだ。

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製作を務めるZentropa Productionsによると、本作は2023年秋の劇場公開を予定しており、まだ撮影は始まったばかり。公開された写真には、マッツが血に濡れたままたたずむ姿や、『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(2012)以来のタッグとなるニコライ・アーセル監督との撮影現場の風景などが捉えられている。

本作はデンマークの作家イダ・ジェッセンによる歴史小説『The Captain and Ann Barbara(英題)』に基づき、1750年代のデンマーク=ノルウェーを舞台に、野心と権力、復讐、愛と許しを描く物語。1755年、長年にわたりユトランド半島の完全支配を夢見ていた国王のフレデリク5世は、いまだ領地とならない荒れ地へ軍人ルードウィグ・フォン・カーレン(演:マッツ・ミケルセン)を単身派遣する。その地は狼や無法者によって荒らされており、カーレンは自然との闘いに身を投じることに。さらに地主のフレデリク・ド・シンケルは、カーレンを追い払うためなら手段を選ばない男。ある時、逃亡中の家政婦アン・バーバラと出会ったカーレンは、彼女と協力にしながら戦うことになる……。

マッツ演じる軍人の“相棒”となるアン・バーバラ役は、「レイズド・バイ・ウルヴス/神なき惑星」(2020-2022)のアマンダ・コリン。そのほか、宿敵の地主・シンケル役を「コペンハーゲン」シーズン4のシモン・ベネビャーグ、シンケルのいとこであるエデル・ヘレネ役を『ホロコーストの罪人』(2020)のクリスティン・クヤトゥ・ソープ、カーレンの味方となる神父アントン・エクランド役を『ライダース・オブ・ジャスティス』(2020、日2022)のグスタフ・リンドが演じる。

脚本はニコライ・アーセル監督と、『ライダース・オブ・ジャスティス』『アダムズ・アップル』(2005)でマッツと組んだアナス・トーマス・イェンセン。撮影監督は『ホース・ソルジャー』(2018)『ダークタワー』(2017)のラスムス・ヴィデベックが務める。

映画『The Bastard(原題)』は2023年秋にデンマークにて公開予定(日本公開は未定)

Sources: Zentopa ProductionsThe Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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