『ザ・バットマン』のカーチェイスシーン、『フレンチ・コネクション』からの影響あり ─『ベイビー・ドライバー』エドガー・ライト監督も「たまらない」と絶賛

DCコミックス『THE BATMAN -ザ・バットマン-』が日本上陸した。早くも話題沸騰中の本作では、バットマンとペンギンによるスペクタクルなカーチェイスシーンが登場する。このシーンは名作映画、『フレンチ・コネクション』シリーズから影響を受けていたようだ。
この記事には、『THE BATMAN -ザ・バットマン-』のネタバレが含まれています。
ブルース・ウェインがバットマンになって2年目の物語が描かれる本作。バットマンは、連続殺人事件の犯人を名乗る最狂の知能犯、リドラーから仕掛けられた謎を解き明かしていく中で、アイス・バーグ・ラウンジというナイトライフ・スポットに辿り着く。そこは暗黒街に属する人物たちも集う場所で、オズワルド・コブルポット/ペンギンがアイス・バーグ・ラウンジの経営者である。影の詐欺師であるペンギンは、ゴッサム・シティの最大の悪党の業務を担っているのだ。
そんなペンギンの事件への関与を疑い、バットマンは調査に乗り出すが、車で逃走されてしまう。そこでバットマンはバットモービルに飛び乗り、ペンギンを容赦なく追い詰めていくことに。この白熱したカーチェイスシーンについて、Indie Wireのインタビューにてマット・リーヴス監督は、「心の底から混沌を感じてもらいたいと思ったので、カメラは可能な限り固定にしたかったんです」と説明。また、『フレンチ・コネクション』のように主観映像で撮影することで、バットマンとともにバットモービルに座っているかのような疑似体験を生み出したかったのだという。
この鬼気迫るカーチェイスシーンには、多くの観客が興奮したに違いない。『ベイビー・ドライバー』(2017)などのエドガー・ライト監督もまたそのひとりで、「雨に濡れた高速道路のバットモービルのシーンは、カーチェイスマニアとして言わせてもらうと、本当にたまらなかったです」と絶賛している。
You don’t need me to tell you to see #TheBatman. (You probably have your tix booked already!). But I will say as an aficionado of gnarly car chases, there’s a humdinger of a rain soaked freeway chase with the Batmobile. Holy mackerel! You will enjoy x
— edgarwright (@edgarwright) March 3, 2022
『THE BATMAN -ザ・バットマン-』は公開中。
▼『ザ・バットマン』の記事
『ザ・バットマン2』「公開の頃には老ぼれバットマンになっちゃうよ」とロバート・パティンソン自虐「もう38歳だもん」 そんなことないよ 『ザ・バットマン』ロバート・パティンソンはDCU移籍せず、新バットマン映画は積極進行中 ─ 「ペンギン」シーズン2は不明 また別のバットマン登場へ 『ザ・バットマン2』2025年末に撮影開始 ─ ロバート・パティンソン「内容は誰にも言えない」 2027年公開を待とう 歴代バットマンのマスクを被ったロバート・パティンソン、「ジョージ・クルーニーのが一番匂っていた」 どんな匂いだろ…… 「ザ・ペンギン」シーズン2「絶対やりたい」 ─ マット・リーヴス、『ザ・バットマン』ユニバース拡大に取り組み中 GG賞でも見事受賞
Source: Indie Wire