『ザ・バットマン』撮影再開、コロナ感染のロバート・パティンソンが回復

DC映画『ザ・バットマン』の撮影が再開されたことがわかった。2020年9月17日(現地時間)、米ワーナー・ブラザースが発表した。
本作は2020年1月下旬に撮影が開始されたのち、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月中旬に製作を中断。その後、撮影は約5ヶ月半の休止期間を経て再開されたものの、その3日後の9月3日には、主演のロバート・パティンソンが新型コロナウイルスに感染したことが発覚し、再びの撮影中断を余儀なくされていた。
このたび、ワーナーは「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検疫・予防のための休止を経て、『ザ・バットマン』の撮影をイギリスにて再開しました」との声明を発表。これまで、ワーナー側は「メンバー1名が新型コロナウイルス感染症の陽性者と診断された」とだけ発表しており、ロバートの感染を正式には認めておらず、その他の関係者に陽性者が存在したかどうかなどの情報も公開していない。
本作の撮影はイギリスのワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンにて実施されており、9月3日の再休止以降もセットの準備は進められていたが、撮影はすべて中断されていた。報道によると、再休止ののちにロバートの体調は回復し、濃厚接触者にあたるキャスト&スタッフも隔離に入っていたという。なお、現時点で終了した撮影は全体の約25%にあたり、今後3ヶ月にわたって継続される見込みだ。
『ザ・バットマン』出演者はロバート・パティンソンのほか、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジョン・タトゥーロ、アンディ・サーキス、ジェフリー・ライトほか。脚本・監督は『猿の惑星』シリーズのマット・リーヴスが務める。
映画『ザ・バットマン』 は2021年公開。
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Source: Variety