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『ザ・バットマン』続編が正式決定 ─ 主演ロバート・パティンソン、監督マット・リーヴスが続投

『THE BATMAN-ザ・バットマンー』
© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC

DCコミックス映画『THE BATMAN―ザ・バットマン―』の続編製作が正式に決定した。2022年4月26日(現地時間)、米ワーナー・ブラザースがラスベガスで開催中のCinema Conにて発表した。

バットマン/ブルース・ウェインの活動2年目を描いた『THE BATMAN―ザ・バットマン―』は、リアルなトーンとミステリー調のアプローチで、若きバットマンとゴッサムシティを描いた意欲作。続編では主演のロバート・パティンソンがもちろん続投し、マット・リーヴスが脚本・監督を務める。公開時期やストーリー、その他のキャスティングは明かされていない。

発表にあたり、リーヴス監督は「『ザ・バットマン』への大きなご支援に感謝します。世界中にいる我々のチームすべての信頼と情熱なくして、私たちはここには至れませんでした。新章を描くため、この世界に再び戻れることに興奮しています」とのコメントを発表した。

2022年3月4日に米国公開された前作は、現時点で米国興行収入3億6,777万ドル、海外興行収入3億9,150万ドルを記録。全世界興行収入は7億5,927万ドルにのぼる。ワーナーはコロナ禍において、劇場公開とHBO Maxでの配信を同時展開する戦略を採っていたため、純粋な劇場公開は『TENET テネット』(2020)以来となった。なお、HBO Maxでも4月18日(米国時間)から配信がスタートし、初週に410万世帯以上が視聴するという好成績を記録。作品としての強さを改めてアピールする結果となった。

『THE BATMAN―ザ・バットマン―』はロバート・パティンソンのほか、キャットウーマン/セリーナ・カイル役でゾーイ・クラヴィッツ、リドラー/エドワード・ナッシュトン役でポール・ダノ、ペンギン/オズワルド・“オズ”・コブルポット役でコリン・ファレルが出演。ジェームズ・ゴードン刑事をジェフリー・ライト、アルフレッド・ペニーワース役をアンディ・サーキス、そして囚人役をバリー・コーガンが演じた。HBO Maxではペンギンのスピンオフ作品も準備されている。

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Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。