ぼくは知らない。ビートルズは別格だった。想像していた何倍も。『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years』レビュー

映画『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years』レビュー

ポール・マッカートニー リンゴ・スター オノ・ヨーコら関係者全面協力の元、ロン・ハワードを監督に製作されたザ・ビートルズの公式ドキュメンタリー作品。
彼らの始まり 激動のライブツアー ラストライブとなったルーフトップ・コンサートまでを、貴重な映像の数々を織り交ぜて描いていく。
最後にはシェイ・スタジアムで行われたライブ映像のリマスター版も上映!

ぼくはiTunesにビートルズのアルバムをすべて入れてはいるが、恥ずかしながらにわかファンである。
楽曲を知っているだけで、彼らの人となりや歴史を何も知らない。

こういった作品の場合、ビートルズに精通した人こそが書くべきである。
が、あえてにわかのぼくが書いてみようと思う。

ぼくと同じにわかファンの今作を観るキッカケに
まだビートルズに触れたことのない人のビートルズを聴くキッカケになれたのなら本望です。

きっと誰もがビートルズの楽曲を耳にしたことがあるはずだ。
まだそれをビートルズだと認識していないだけで、知らず知らずの内に必ず耳にしていると思う。

まだビートルズを認識していなかった子どもの頃、TV番組のテーマ曲としてビートルズは流れていた。
CMでも流れていた。
イトーヨーカドーのゲームコーナーでさえ流れていた。

最早刷り込みレベルでぼくの身体にビートルズは刻み込まれていた。

それはあなたの人生においてもきっと同じはず。

小学生の頃に見ていた野島伸司脚本のドラマ「世紀末の詩」の主題歌がジョン・レノンであったことをキッカケに、ぼくは初めてビートルズのCDに手を出した。

生協のカタログに載っていた「Yellow Submarine」を母に頼んで買ってもらった。

今思えば、すんなり注文することをOKしてくれた母もまたビートルズが好きだったのかもしれない。

年齢的に考えれば、少女時代にビートルズに恋をしていてもおかしくはない。

そう、今の時代 ビートルズの音楽を避けて生きていくことの方が難しい。
それはこの先もきっと変わらない。

何故そんな世の中になっているのか。
今作を観たのなら、その謎が解けるはずだ。

あんなにも多くの人に 社会に影響を与えたアーティストが他にいるだろうか。

ぼくは知らない
ビートルズは別格であった
想像していた何倍もスゴかった

唯一無二の存在であった

それだけであれば雲の上の存在・ビートルズであったが、今作ではぼくらと同じ人間・ビートルズの姿も描かれる。

彼らの友情に 人間性に魅力があるからこそ、尚のこと引き込まれてしまう。

あの時代をリアルに体験してみたかった。
あの時代を生きた人だけが味わえた空気 興奮 感動

うらやましくて仕方がない。

ジョン・レノンとジョージ・ハリスンが他界している今、その片鱗を味わうことすら不可能だ。

ビートルズを超えるアーティストはこの先きっと出てこない。

んなことねーよ!と思うかもしれませんが、今作を観たらそう思わざるを得ない。

そもそも、彼らの音楽が
何十年経とうとも色褪せることのない彼らの音楽がそれを示している。

まだビートルズに触れたことのない人にとっては、絶好のビートルズ入門に
ぼくのようなにわかファンには、にわか卒業の良き機会に
元々ビートルズが大好きな人にとっては、その知識をより深める材料に

誰にとっても、得られるモノがたくさんある作品だと思います。

前よりもっとビートルズが好きになれました。

ぜひ劇場でご覧ください。
映画館を出て最初に聴く音楽
それは間違いなくThe Beatlesになるはずです。

20世紀最高のバンド、ザ・ビートルズの光と影が鮮やかに…『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years』レビュー

About the author

映画アドバイザー 元俳優 ライター 映画イベントMC。Instagramを中心に最新映画から懐かしの映画まで幅広く紹介。「ファイトクラブ」 「GO」「男はつらいよ」がバイブル。好きな監督はウディ・アレン。お仕事のご依頼はa.safety.pin.storm@gmail.comまでお願い致します。

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