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スティーブン・スピルバーグ最新作、鬼才監督デヴィッド・リンチが出演決定

デヴィッド・リンチ スティーブン・スピルバーグ
Sasha Kargaltsev https://commons.wikimedia.org/wiki/File:David_Lynch_by_Kargaltsev.jpg | Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/36150879236/ | Remixed by THE RIVER

巨匠スティーブン・スピルバーグ監督の最新作『The Fabelmans(原題)』に、「ツイン・ピークス」シリーズや『マルホランド・ドライブ』(2001)などで知られる鬼才監督デヴィッド・リンチが出演していることがわかった。米Varietyが報じている。

『The Fabelmans』はスピルバーグの自伝的映画で、アリゾナ州を舞台に、自らの幼少時代をベースとした物語が描かれる。詳細は秘密のベールに包まれているが、スピルバーグ自身に基づく主人公・サミー役を『ザ・プレデター』(2018)のゲイブ・ラブレ、姉・アン役を『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)のジュリア・バターズが演じる。そのほか、両親役をミシェル・ウィリアムズ&ポール・ダノ、スピルバーグの叔父に基づく役柄をセス・ローゲンが演じると伝えられている。

1946年生まれのスピルバーグとリンチは、ともに1960年代から映画製作をはじめ、1970年代から頭角を現してきた。作風はまったく異なるものの、ともに映画界を支えてきた巨匠同士が、このたび初めてのコラボレーションを果たす。リンチの役どころは不明で、「入念に守られた秘密の役柄」だというから、どのように登場するのかが見どころとなるだろう。

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「ツイン・ピークス」シリーズや『マルホランド・ドライブ』のほか、リンチは『イレイザーヘッド』(1976)や『エレファント・マン』(1980)『ブルーベルベット』(1986)『ワイルド・アット・ハート』(1992)『ロスト・ハイウェイ』(1997)『ストレイト・ストーリー』(1999)『インランド・エンパイア』(2006)と、すべての監督作品で大きな話題を巻き起こしてきた。俳優としても活動しており、自身の作品のほか『ゼリーと私』(1988)や『ラッキー』(2017)などに出演している。

現在、スピルバーグは本作『The Fabelmans』のポストプロダクション(撮影後作業)を進行中。脚本はスピルバーグとトニー・クシュナーが共同執筆した。2022年11月23日に米国公開予定。

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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