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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』監督をフィン役ジョン・ボイエガが絶賛!「シリーズの大ファンでも“こんなの初めてだ”って思った」

©Walt Disney Studios Motion Pictures ©2017 & TM Lucasfilm Ltd. 写真:ゼータ イメージ

映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)から始まった“新3部作”でフィン役を演じるジョン・ボイエガが、新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でメガホンを取るライアン・ジョンソン監督についてエンターテインメント・ウィークリー誌に語った。

「サンタクロースみたい」なジョンソン監督の野心

『LOOPER/ルーパー』(2012)などを手がけてきたジョンソン監督にとって、本作は4本目の長編映画であり、初めて手がける大作映画である。そんな監督の指揮する現場を、ボイエガは心から楽しんだようだ。

「ライアンはスゴく楽しい、本当に楽しい男だよ。彼はサンタクロースだと思うね。12月といえばサンタクロースが取締役(director)になるだろ、ヒゲを伸ばして仕事してるんじゃないかな。だって彼は現場でとても寛大だし、陽気なんだ。常に楽しい時間だったよ。」

『スター・ウォーズ』新3部作は、オリジナル3部作以来はじめての“3作すべての監督が異なる”シリーズだ。『フォースの覚醒』はJ.J.エイブラムスが監督したが、『最後のジェダイ』はライアン・ジョンソン、『エピソード9(仮題)』はコリン・トレボロウが監督を務めるのである。
そんな中でボイエガは、ジョンソン監督を「まさしく自分だけのスタイルを持ってるよ」と絶賛。自身の考えとともに、監督が『最後のジェダイ』で試みた挑戦にも言及している。

「長く親しまれるであろうストーリーを成功させるには、新たなアイデアを持ち込んで、ユニバースを拡大しなきゃいけない。だから僕たちに、新しいストーリーや新しい人、異なる視点があることは最高だと思うよ。
(ライアンには)スゴいことをやっていたし、僕は『スター・ウォーズ』の大ファンだけど、“こんなの初めてだ”って思うこともあった。それが僕にとってはとてもクールな体験だったんだ。」

ちなみにジョンソン監督自身は、映画情報サイト「ファンダンゴ」のインタビューで『最後のジェダイ』の目指すところをこのように語っている。

「どうしても、“第2章だから『帝国の逆襲』(1980)みたいな感じだよ”って言いたくなるんだけど、僕は『フォースの覚醒』の楽しさや、ある程度は『ジェダイの帰還』(1983)の――公開当時10歳くらいで、あの映画は最高だったよ――陽気さを残したかったんだ。
だから『帝国の逆襲』って言う時でも、ダークだとか、暗いとか、破滅的なイメージを与えたくない。僕にとって、(『帝国の逆襲』は)楽しい冒険映画であることもすごく大切だったのさ。だから(『最後のジェダイ』は)いろんな要素がたくさんごちゃ混ぜになってると思うよ。きっとユニークなところもあるしね。」

果たしてジョンソン監督の目論みは、いかに本編で実を結んでいるのだろうか? 故キャリー・フィッシャーを「最高の形で送り出す」ともいわれる本作の仕上がりに、否応なく期待は高まるばかりである。

ちなみにボイエガにも、どうしてもジョンソン監督を許せないところがひとつだけあるという。

「iPhoneのプレイリストがヒドいんだ。あらゆる素晴らしいヒップホップ・ソングのカントリー・バージョンが入ってるんだよ。どこで手に入れたのかもわからない。(ヒップホップへの)裏切りだし冒涜だね。それ以外、彼は最高だ

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国ロードショー

Sources: http://ew.com/movies/2017/08/03/star-wars-last-jedi-john-boyega/
http://comicbook.com/starwars/2017/07/20/rian-johnson-the-last-jedi-return-of-the-jedi/
©Walt Disney Studios Motion Pictures ©2017 & TM Lucasfilm Ltd. 写真:ゼータ イメージ

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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