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「The Last of Us」ドラマ版、米国放送日が正式決定 ─ 全9話構成、ゲーム第1作のストーリーを描く

The Last of Us(ドラマ版)
Photograph by Courtesy of HBO

同名の傑作サバイバルアクションゲームを原作とする、ドラマ版「The Last of Us(原題)」が、米国にて2023年1月15日(日)午後9時(※現地時間)より米HBO/HBO Maxにて放送・配信されることがわかった。米Varietyが報じている。

本作は原作ゲームの第1作に基づく物語。謎の寄生菌による感染症の拡大により、人々が“インフェクテッド”と呼ばれる怪物と化していく世界で、生存者であるジョエルとエリーが、人々と共闘し、時には対立しながら、困難な試練を乗り越えるべく旅することになる。シーズン1は全9話構成で、ゲームの第1作をカバーするシナリオになっているという。

2022年9月には特報映像が米公開されたほか、米国での放送・配信時期が「2023年」と告知されたばかり。約1ヶ月を経て、年をまたいだ1月からのリリースが明らかになった形だ。なお、本作の“日曜夜9時”という時間帯は、先日まで「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が放送・配信されていた枠でもある。HBOが本作に並々ならぬ力を注いでいることは、こうした枠組みからも想像できることだろう。

主人公のジョエル&エリー役は、「マンダロリアン」(2019-)のペドロ・パスカルと「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のベラ・ラムジー。そのほか、ガブリエル・ルナがトミー役、アナ・トーヴがテス役、ニック・オファーマンがビル役、マレー・バートレットがフランク役、ストーム・リードがライリー役、ラマー・ジョンソンがヘンリー役、キーボン・ウッダードがサム役、ニコ・パーカーがサラ役、そしてゲーム版に続いてマール・ダンドリッジがマーリーン役を演じる。

なお、ゲーム版でジョエル&エリーの声を担当したトロイ・ベイカーとアシュレー・ジョンソンも登場することも判明済み。ただし、役どころや登場回数などの詳細は明らかになっていない。

脚本・製作総指揮・共同クリエイターは、ゲームのクリエイティブ・デイレクターであるニール・ドラックマンと「チェルノブイリ」(2019)のクレイグ・メイジン。エピソード監督には『戦争と女の顔』(2019)のカンテミール・バラゴフ、『アイダよ、何処へ?』(2020)のヤスミラ・ジュバニッチ、『ボーダー 二つの世界』(2018)のアリ・アッバシのほか、ピーター・ホアー、ジェレミー・ウェッブ、リザ・ジョンソンが務める。

2013年に発売された第1作『The Last of Us』は、人間を凶暴化させる寄生菌の感染爆発によって荒廃した米国を舞台に、娘を失った主人公ジョエルと、寄生菌の抗体を持つ少女エリー、ふたりの危険な旅路を描いた一作。衝撃の結末を迎えた同作に続く第2作『The Last of Us Part II』は、世界中で賛否両論を巻き起こしながらも、オリジナルにつづきゲーム賞を総なめにした。

ドラマ「The Last of Us(原題)」は、米国では2023年1月15日よりHBO/HBO Maxにて放送・配信開始。日本でのリリース情報が待たれる。

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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