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スピルバーグ監督、アカデミー賞最有力『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』が報道の自由を刺す ─ メリル・ストリープとトム・ハンクスの共闘を見届けよ

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
©Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.

2大オスカー俳優メリル・ストリープとトム・ハンクスが初競演を果たす『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』が、2018年3月30日(金)より全国公開される。スティーヴン・スピルバーグがメガホンを取る本作は、ナショナル・ボード・オブ・レビューにて最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞を獲得。さらに第75回ゴールデン・グローブ賞では作品賞、監督賞、主演女優賞、主演男優賞含む6部門にノミネートされており、本年度アカデミー賞最有力作として大きな注目を集めている。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
©Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は本国アメリカでも好評価だ。現地時間12月22日より全米9館で限定公開を迎え、1館あたりのアベレージは驚異の58,446ドルを記録。他作品を圧倒的に引き離し、館あたりのアベレージ1位の大ヒットスタートを切った。また映画評価サイトRotten Tomatoesでも85%の高評価を得ており、「オスカーは確実だ。期待を裏切らない満足さ、そして洗練さがある」(New York Post)「スティーブン・スピルバーグの緊張感のある素晴らしいドラマは、報道の自由の下でのストリープとハンクスの情熱的な絆を賛美している。こうした思慮のある人間はトランプ(大統領政権下)のアメリカでは減ったものだ」(Rolling Stone)「時事的でタイムリー。1971年を舞台にした歴史スリラーというよりは、2017年を爽快に風刺するかのように感じた」(Indie Wire)「メリル・ストリープの葛藤、後悔、そして究極の勇気がとても深く染み入る」(The Christian Science Monitor)など各メディアからも絶賛の声が上がっている。

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は、ベトナム戦争を調査・分析したアメリカ国防総省の機密文書(ペンタゴン・ペーパーズ)の全貌を暴露した2人のジャーナリストの実話をもとにした物語だ。本作でメリル・ストリープが扮するのはワシントン・ポストの女性新聞発行人キャサリン・グラハム。トム・ハンクスは同紙の編集主幹ベン・ブラッドリーに扮しており、ポスターでもその姿を確認することができる。

アカデミー賞常連のコンビが競演を果たすのは意外にも今回が初めて。一方トム・ハンクスは過去スティーブン・スピルバーグ監督と『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015)などで何度かタッグを組んでおり、その相性の良さはお墨付きだ。

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』あらすじ

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
©Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.

1971年、ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国内には反戦の気運が高まっていた。国防総省はベトナム戦争について客観的に調査・分析する文書を作成していたが、戦争の長期化により、それは7000枚に及ぶ膨大な量に膨れあがっていた。ある日、その文書が流出し、ニューヨーク・タイムズが内容の一部をスクープした。ライバル紙のニューヨーク・タイムズに先を越され、ワシントン・ポストのトップでアメリカ主要新聞社史上初の女性発行人キャサリン・グラハムと編集主幹ベン・ブラッドリーは、残りの文書を独自に入手し、全貌を公表しようと奔走する。真実を伝えたいという気持ちが彼らを駆り立てていた。しかし、ニクソン大統領があらゆる手段で記事を差し止めようとするのは明らかだった。政府を敵に回してまで、本当に記事にするのか…報道の自由、信念を懸けた“決断”の時は近づいていた。

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は、2018年3月30日(金)より全国ロードショー。スピルバーグ×演技派俳優が贈る重厚な社会派ドラマに期待大だ。

(文:まだい)

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THE RIVER編集部
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