マッツ・ミケルセン主演『The Promised Land』新予告編 ─ 土地を耕したい元軍人、金持ち地主に邪魔され復讐へ

“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが主演を務める歴史大作『The Promised Land(原題)』より新予告編が公開された。「東京コミコン2023」への参加中、ヨーロッパのフィルムアワードで俳優賞を受賞したことが話題となった作品だ。
本作は18世紀のデンマークを舞台に、荒れ果てた平原を農地に変えようと行動を起こす、自尊心が高く野心もあるが、貧しい生活を送る退役軍人ルドウィグ・カーレンの物語。高貴な称号を手に入れようと農作物を栽培し、植民地を建設するカーレンだが、その土地は地元の貴族の支配下にあった。カーレンは、ある一組の夫婦と手を組みながら、復讐に乗り出していく。
予告編では、最初こそ穏やかに物語が進んでいるようだったが、後半に進むにつれて血生臭くなっていく。マッツ演じるクールな装いの男も銃や剣を手に取り、命懸けの戦いに身を投じる姿も確認できる。
2023年12月10日、「東京コミコン2023」への参加中にマッツは本作への主演で、ヨーロピアン・フィルム・アカデミー賞俳優賞を受賞。授賞式に東京からリモートで参加したマッツは、プレゼンターからの「どこにいるんですか?」という問いかけに「東京で少し迷子になっていて」と冗談を交えながら、受賞を喜んだ。なお本作は、第96回アカデミー賞外国語映画賞にデンマーク代表作品として出品されている。
監督・脚本は『ダークタワー』(2017)のニコライ・アーセル。マッツとは『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(2012)ぶりの再タッグとなる。『フレッシュ・デリ』(2003)『アダムズ・アップル』(2005)『ライダーズ・オブ・ジャスティス』(2022)などでマッツと仕事を共にしてきたアナス・トーマス・イェンセンが共同脚本として参加している。
マッツのほか、共演には「レイズド・バイ・ウルヴス/神なき惑星」(2020-2022)のアマンダ・コリンや『信誓』(2021)のシモン・ベネビアグが参加。2023年ヴェネチア国際映画祭でプレミアを迎えた。2024年2月2日、米公開予定。
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