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「クイーンズ・ギャンビット」脚本家と「チェルノブイリ」監督がタッグ、SFドラマ「ザ・スパロー」始動

ヨハン・レンク
Photo by Frankie Fouganthin https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ulla_Skoog_%26_Johan_Renck.jpg Remixed by THE RIVER

世界的人気を獲得した傑作ドラマのクリエイターふたりが、真正面からタッグを組む。「クイーンズ・ギャンビット」(2020)の脚本・監督を務めたスコット・フランク、「チェルノブイリ」(2019)の監督ヨハン・レンクが、新作SFドラマ「ザ・スパロー(原題:The Sparrow)」を手がけることがわかった。米Varietyなどが報じている。

「ザ・スパロー」は米国の作家メアリ・ドリア・ラッセルによる同名小説を米FXが映像化するもので、1シーズンかぎりのリミテッドシリーズとなる予定。フランクが全エピソードの脚本を執筆し、レンクが監督を務める。製作総指揮にはフランク&レンク、そして「ブレイキング・バッド」「ベター・コール・ソウル」のマーク・ジョンソンが就任した。

物語の主人公は、プエルトリコ出身の新婦エミリオ・サンドス。彼が率いるイエズス会の司祭や科学者たちは、バチカン市国の支援を得て、遠く離れた惑星ラハト(Rakhat)へ向かい、地球外生命体との接触に成功した。ところが、宇宙をめぐって神の存在を実証するというイエズス会の任務はあえなく失敗。唯一の生存者として地球に戻ったサンドスは、心身ともに消耗したまま、出来事の経緯について取り調べを受けることになる。

ラッセルによる原作小説は、哲学・倫理・精神・人類への問いかけといった数々のテーマを内包した傑作として、アーサー・C・クラーク賞をはじめとする多数の文学賞に輝いた。ドラマ版は原作の内容をおおむね忠実に映像化するものになるという。

なお、小説『ザ・スパロー』の映像化が試みられるのは今回が初めてではなく、2006年に米ワーナー・ブラザースとブラッド・ピットの製作会社・プランBが映画化権を取得。脚本の執筆も行われたが、最終的には原作者によって映画化権が取り消され、実現には至らなかった。

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Source: Variety

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。外部寄稿に『TENET テネット』『ジョーカー』『シャザム!』『ポラロイド』劇場用プログラム寄稿など。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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