ロバート・ゼメキス監督、児童文学「魔女がいっぱい」映画化 ─ デル・トロら豪華製作陣ズラリ

不朽の名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)『ザ・ウォーク』(2015)などで知られる巨匠ロバート・ゼメキスが、監督・脚本としてロアルド・ダールの児童文学「魔女がいっぱい(原題:The Witches)」の映画化企画(正式タイトル不明)に交渉中であることが分かった。第一報を報じたVarietyによれば、現在交渉は最終段階にあるという。
同作は『パシフィック・リム』(2013)『シェイプ・オブ・ウォーター』(2018)のギレルモ・デル・トロがメガホンを取る予定だったものの、スケジュールの都合から監督就任が叶わず、代わりに製作を務めることとなった。デル・トロの他、『フライト』(2012)『ザ・ウォーク』などでゼメキス監督とコンビを組んできたプロデューサーのジャック・ラップク、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004)『ゼロ・グラビティ』(2013)を監督したアルフォンソ・キュアロンら豪華クリエイターが製作として名を連ねる。
ジョニー・デップ主演で映画化された「チャーリーとチョコレート工場」や「マチルダは小さな大天才」で知られるロアルド・ダールによる児童文学「魔女がいっぱい」は、ある日子ども嫌いな魔女たちに遭遇してしまった少年の姿を描く物語。1990年には『地球に落ちてきた男』(1976)『マリリンとアインシュタイン』(1985)のニコラス・ローグ監督、『女と男の名誉』(1985)のアンジェリカ・ヒューストン主演で『ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!』として映画化されたこともある。
このたび新たに製作される映画版「魔女がいっぱい」(正式タイトル不明、原作原題:The Witches)の製作日程やキャストは現時点で明らかになっていない。まずはロバート・ゼメキス監督による映画化、そしてギレルモ・デル・トロら豪華製作陣の結集に胸を躍らせることとしよう。
Source: Variety
Eyecatch Image:Photo by Dick Thomas Johnson