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シャーリーズ・セロン「年を重ねて顔が変わっていくのは喜ばしいこと」加齢と変化を語る

Charlize Theron シャーリーズ・セロン
photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Charlize_Theron_(35373656334).jpg

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)や『オールド・ガード』(2020)、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』などに出演し、アクション俳優としての地位を確立したシャーリーズ・セロン。米Allureのインタビューでは、加齢による外見や体への影響について語っている。

48歳となるセロンは年を重ねたことによる見た目の変化について、「自分の顔が変わり、老けていくのは喜ばしいこと」とポジティブにコメント。しかし「みんな私が整形したと思ってる」と述べ、「“彼女は自分の顔に何したんだ?”なんて言われてます。私からしたら、“ただ年をとっただけ!整形に失敗したわけじゃない。ただの老化”って感じですね」と噂を一蹴した。

セロンは続けて、年齢に関する男女間のダブルスタンダード(二重規範)にも言及。「男性は高級ワインのように年をとり、女性は切り花のように年をとるという考え方に、いつも悩まされてきました。私はその概念を軽蔑しているだけでなく、それと闘いたいと思っています」と語った。

加齢による影響は、外見だけではない。セロンといえば、アカデミー主演女優賞を受賞した『モンスター』(2003)や『タリーと私の秘密の時間』(2018)で大幅に増量した経験があるが、もう二度と役作りのために体重を増やすことはないという。その理由にも、年齢が関係しているようだ。

「もう二度と映画に出演して、“はい、40ポンド太ります”とは言いません。なぜなら、体重を落とすことができないからです。27歳のとき『モンスター』に出演し、(その後)一晩で30ポンド(13キロ)痩せました。3食食べずにいたら、元の体重に戻ったんです。

そして43歳で『タリー』に出演しました。減量を始めて1年が経った頃、主治医に電話して、“体重が減らないので、私はもう死ぬんだと思います”と言ったのを覚えています。すると彼から、“あなたはもう40歳を過ぎています。落ち着いてください、代謝が悪くなっているだけです”と言われました。誰もそんなことは聞きたくありません。」

また現在アクション映画で活躍するセロンは、「本当にがっかりする」こととして体力や回復力の低下を指摘する。

「いまアクション映画を撮っているのですが、怪我をすると20代の頃より治るのに時間がかかります。顔よりも、壁に投げつけても明日には回復しているような、25歳の身体があればと思います」と述べ、「いま3日間運動しないでジムに戻ると、歩けないんです。トイレにも座れません(笑)」とコメント。何より年齢を感じるのは「そういう現実的な瞬間」だと語った。

Source:Allure

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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