シャーリーズ・セロン、『オールド・ガード2』でマレットヘアにして娘に泣かれる

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)や『ワイルド・スピード』シリーズなどで、シャーリーズ・セロンは強く、たくましく、カッコいいキャラクターを演じ抜いている。しかしその突き抜けたカッコよさが時に家族をびっくりさせてしまうこともあるようだ。
アクション映画『オールド・ガード』(2020)の続編『オールド・ガード2』が、Netflixで2025年7月2日から配信スタートとなるセロン。新たな強敵が現れ、アンディ(セロン)と不死身の戦士たちは世界を守るため、再び戦いに挑んでいく。

前作では潔い黒髪ショートカットが印象的だったアンディは、続編では前髪やサイドは短いまま、襟足部分を長く伸ばしたマレットヘアにイメージチェンジ。トーク番組「Late Night with Seth Meyers」出演時に番組ホストのセス・メイヤーズから「あなたの愛する家族、2人のお子さんはマレットヘアをどう思っていたのですか?」と質問されたセロンは、ふうっと息を吐いた。
「私には2人の娘がいて、2人ともとても女の子っぽいんです。彼女たちは私をプリンセスだと思っているし、私がプリンセスのように見えることを望んでます。ところが私はもっと尖った感じに方向転換をしたわけですよ。今日はそうじゃないけど、より男性っぽい感じで、ジーンズとTシャツを着てね。学校行事にいくと、娘たちはいつも”ママ、お願いだからドレスを着て?”って感じなんですよ。」
ママのことが大好きな娘らしい、なんとも可愛いリクエストだ。しかし、セロンがその後取った行動はというと…。
「彼女たちが学校から帰ってきたとき、私はバスルームにいました。私は髪を散髪して、すでにカラーリングもしていました。その時の様子をよく覚えています。彼女たちがすごく興奮してバスルームにやってきたら、2人とも固まってしまいました。そしたら1人が泣いちゃったんです。文字通り、もう大泣き。」
娘の呆然とした表情を再現しながら、セロンは「あの子に言って聞かせました。”私たちはね、自分がなりたい自分になれるんだよ。今、ママはマレットヘアにしたいのよ。あなたが髪の毛をどうするかについては何も言ったりしないから」と、落ち着いて娘と会話したことを振り返った。しかし「でもそれ好きじゃないもん」と娘たちからは不評だった模様。メイヤーズも「マレットヘアのプリンセスなんていないんだもん」と泣き真似で応じ、スタジオに笑いを誘っている。
俳優たちは、演じる作品やキャラクターごとに、大きく見た目を変えることも多いため、身近にいる家族はびっくりさせられることもたびたびあるのかもしれない。セロンはクリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア(原題)』にも出演が決定している。ギリシア神話を映画化企画となれば、『オールド・ガード』シリーズとはがらりと変わったキャラクターが予想されるが、果たして娘たちからどのようなリアクションを受け取るだろうか?
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Source:Late Night with Seth Meyers