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『マイティ・ソー バトルロイヤル』新予告編&ポスター公開!バトルロイヤル感満点、ソー&ロキのタッグも!

マイティ・ソー バトルロイヤル
©Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

2017年7月22日(現地時間)、米国「サンディエゴ・コミコン2017」にてマーベル・シネマティック・ユニバース作品『マイティ・ソー バトルロイヤル』の新たな予告編が解禁された。これは、先日ハルク役のマーク・ラファロがTwitterで言及していたものだ。

本作については、コミコンの開催直前に主演のクリス・ヘムズワースが3週間にわたる再撮影の終了を報告したばかり。いよいよ製作も大詰め、ついに公開された新映像ややり取りの数々をお見逃しのないように!

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品には珍しくないことだが、本予告編でもストーリーの詳細まではわからない。
以前から報じられている情報を総合するに、ソー(クリス・ヘムズワース)の故郷であるアスガルドがヘラ(ケイト・ブランシェット)の襲撃を受けて未曾有の危機にさらされること、また遠く離れた惑星サカールの地で、「すべてが終わる」といわれる“ラグナロク”(北欧神話における「終末の日」の意味)を阻止するためにソーとハルクがチームを組むこと、そこにソーの弟ロキ(トム・ヒドルストン)が居合わせることは間違いないのだが……。

「前にお前と会ってからいろんなことがあったよ。ハンマーを失ったのが昨日のことみたいだ、よく覚えてるよ。それから自分を探す旅に出たんだ」

今回の予告編は、ソーによるこんなセリフから始まる。本映像の見どころのひとつは、ソーとブルース・バナー/ハルク(マーク・ラファロ)のやり取りが多数含まれていることだ。バナーとしても、ハルクとしても会話するシーンがあるあたり、いよいよ本作では自らを相当うまくコントロールできるようになるとみられる。
映像のなかでとりわけ印象的なのは、戦いの記憶がないバナーに、闘技場での戦いをソーが話す場面だろう。

ソー「俺とお前は最近戦ったんだよ。」
バナー「僕が勝った?」
ソー「いや、俺が勝ったよ。余裕で。」
バナー「本当かな。」
ソー「ああ、本当さ。」

また『マイティ・ソー』シリーズを追いかけているファンにとっては、ロキがソーたちと惑星サカールで再会し、タッグを組んで戦うのもうれしいところである。今回も息の合ったやり取りや、兄弟間の人間ドラマ(神々ドラマ)を堪能できるに違いない。

なお今回の映像では、本作『バトルロイヤル』が初登場となる新キャラクターの姿もしっかり見ることができる。
メイン・ヴィランのヘラは、アスガルドに現れたりソーと戦ったり、全編にわたってかなりの大暴れを見せてくれそうだ。ソーに囁く「私は女王じゃない、怪物でもない、死の女神だ」というセリフはキャラクターの恐ろしさを象徴するセリフだろう。ヘラの右腕として登場するスカージ(カール・アーバン)も相当強そうだ。
一方、“チーム・ソー”の仲間入りを果たすのはテッサ・トンプソン扮するヴァルキリー。今回の映像では、ヘラを相手にしての空中戦をたっぷりと見られるほか、飛行船を操ってのアクションシーンなども確認することができる。本作のヒロインとして、本編での見せ場もかなり多そうだ。
そのほか本予告編でお披露目となるのは、映像の後半でハルクと激突しているフェンリスウルフ、そして最後に登場する火の巨人サーターである。前回の予告編には火山のような場所でソーが吊られている場面があったが、サーターはどのように登場するのか、そしてなぜハルクとの一騎打ちになっているのか……?

前回の予告編にはレッド・ツェッペリン『移民の歌』が使用されて話題となったが、本映像の前半に使用されているのはアメリカのエレクトロ・ユニット「マジック・ソード」による『イン・ザ・フェイス・オブ・イーヴィル(In The Face Of Evil)』。同じくMCU作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズとも異なる選曲センスは本編のサウンドトラックにも期待できそうだ。

従来の『マイティ・ソー』シリーズとは異なるSFファンタジー・テイストに、タイカ・ワイティティ監督の仕掛けるユーモアあふれる演出、そして意外にも邦題がしっくり来つつある“バトルロイヤル感”(邦題についてはこちらの記事をご覧いただきたい)。『マイティ・ソー』名物の個性豊かなキャラクターたちが敵味方入り乱れて戦う、シリーズ完結編にして新機軸のアクション・エンターテインメントが誕生することになりそうだ。あれ、そういえばドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は今回の映像にも登場していない……。

『マイティ・ソー バトルロイヤル』新ポスターもチェック!

なお「サンディエゴ・コミコン2017」の開催にあたり、本作のポスターが2種類公開されている。
前者は公式の新ポスターで、後者はマーベルスタジオのアンディ・パーク氏が投稿した、コミコンで配布されたコンセプトアート・ポスターだ。どちらも素晴らしい仕上がりだが、後者のアートを見るかぎり、やっぱり『マイティ・ソー』シリーズで最後に決めてくれるのはソー&ロキなのだろうか?

Check out the new #ThorRagnarok #SDCC poster that just debuted in Hall H!

Marvel Entertainmentさん(@marvel)がシェアした投稿 –

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は2017年11月3日に日米同時公開
こんなの見せられたら、もう期待するしかないでしょ……。

Sources: http://screenrant.com/thor-ragnarok-trailer-2-comic-con/
http://screenrant.com/thor-ragnarok-poster-comic-con-loki-hela/
©Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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