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SXSWグランプリ『サンダーロード』公開決定 ─ 世界の映画祭が熱狂「奇跡の1テイク12分間」が長編映画化

サンダーロード

米映画界の新鋭ジム・カミングスが監督・脚本・編集・音楽・主演の1人5役をこなし、2016年のサンダンス映画祭でグランプリを獲得した短編映画を、本人の手で長編映画化した『サンダーロード』が、2020年6月19日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開となることが決定。あわせて、予告編とポスタービジュアルが到着した。

サンダーロード

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テキサス州の警官ジム・アルノーの愛する母親が亡くなった。私生活では妻と別居、仕事も空回りでトラブル続き。親権争いの渦中にいる小学4年生の娘クリスタルとは週3回だけ会う生活。母の葬儀でもうまくスピーチできず、バレエ教室を営んでいた母への想いを込め、ブルース・スプリングスティーンの「涙のサンダーロード」で踊ろうとするも失敗する。親権をめぐる調停では、葬儀で踊る映像が奇行の証拠として提出され、相棒の黒人警官ネイトに八つ当たりした結果、警官を解雇されてしまう……。不器用でトラブル続きのジムが、おてんば盛りの幼い娘との距離感に苦しみながらも親子の関係を築いていく、切なくも心温まる一作だ。

監督・脚本・編集・音楽・主演を務めたのは、前述の通り、本作の基となった短編『Thunder Road(原題)』が2016年サンダンス映画祭で短編グランプリに輝いたジム・カミングス。母の葬儀で悲しみに暮れる警察官ジムが娘のラジカセを借り、母の敬愛したブルース・スプリングスティーンで踊るという、1テイクで撮られた12分の短編は圧倒的支持を受けて世界を席巻した。たちまち複数の製作会社に注目され、監督はその後も6本の短編を立て続けに発表。アメリカのインディーズ映画界を中心に、一躍その名が知られるようになった新鋭だ。以下の映像が、原案となった短編版である。

本作はジム・カミングス監督が資金を集め、原点である短編『Thunder Road』を長編化したもの。2018年のSXSW映画祭ではグランプリを受賞し、同年のカンヌ国際映画祭ACID部門に正式出品された。シアトル国際映画祭、ナッシュビル映画祭などで戴冠、ドーヴィル・アメリカン映画祭では『ブラインドスポッティング』『アメリカン・アニマルズ』を打ち破ってグランプリを受賞するなど、世界中の映画祭で13冠を獲得。米Rotten Tomatoesでは96%の高評価を記録している(4月1日現在)。

アメリカを代表するロック・ミュージシャン、ブルース・スプリングスティーンのアルバム『明日なき暴走』の冒頭を飾る名曲「涙のサンダーロード」がタイトルの由縁であり、そしてストーリーの起点。『ブルー・リベンジ』『ローガン・ラッキー』のメイコン・ブレア、『6才のボクが、大人になるまで。』のビル・ワイズをはじめ、米インディーズ映画の名脇役たちが、監督・主演など5役を務めるジム・カミングスを支えた。

ギャラリー

映画『サンダーロード』は2020年6月19日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

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THE RIVER編集部
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