『ヒットマンズ・ボディガード』続編の米予告映像が公開 ─ ライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソンのアクション・コメディ再び

ライアン・レイノルズ&サミュエル・L・ジャクソン主演、『ヒットマンズ・ボディガード』(2017)の続編映画、『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(原題:The Hitman’s Wife’s Bodyguard)』より予告編映像が米公開となった。
ボディガードのマイケル・ブライス(ライアン・レイノルズ)と凄腕ヒットマンのダリウス・キンケイド(サミュエル・L・ジャクソン)によるアクション・コメディの続編。「ボディガード・オブ・ザ・イヤー(最優秀ボディガード賞)」に選出されたブライスは有頂天の様子だが、キンケイドは手を叩いて大笑い。どうやらこれはブライスが見た夢だったようだ。
セラピストに「親戚ですか?」と確認されると、ブライスは「まさか。キンケイドは世界中で何人もを殺しているヒットマンだぞ」と、どうやらトラウマに苛まれている様子。「ボディガードだったことを忘れる必要がありそうですね」。
予告編でフィーチャーされている楽曲は、ブリトニー・スピアーズの1998年の大ヒット曲「Baby One More Time 」で、「もう一度私を撃って(Hit)」という歌詞がこの続編の映像によくマッチしている。
ちょっと懐かしい楽曲と共にブライスが読んでいるのは、これまた少し懐かしい自己啓発書の「ザ・シークレット」。「引き寄せの法則」をテーマにした、2000〜2010年代に流行した書籍だ。危険なボディガード仕事とは無縁の新生活をおくろうとするブライスだが、どうやら再びドンパチ激しいトラブルを引き寄せてしまったようで……。
登場したのは、キンケイドの妻ソニア(サルマ・ハエック)。夫が誘拐され、その救出に挑みたいという。”ボディガードはもうやらない”という誓いを立てたはずのブライス。「銃も殺しも血もナシだ」と言うブライスは、防犯スプレーを手にキンケイドと再会する。
映像の最後では、ブライスとキンケイドが敵に捕らえられて拷問にかけられている。「絶対吐かねぇぞ」と断固拒否してスタンガン攻撃に絶叫するキンケイドと、「一方僕は全部吐いちゃいます」とアッサリ逃げ腰のブライス。相変わらずめちゃくちゃ好戦的なキンケイドと、絶対殺したくないマン ブライスのコンビワークに注目だ。
前作に引き続き、脚本家のトム・オコナーと、パトリック・ヒューズ監督が再登板。新キャストとしては、モーガン・フリーマン、『ある女流作家の罪と罰』(2018)リチャード・E・グラント、『ペイン・アンド・グローリー』(2019)アントニオ・バンデラス、「アンブレラ・アカデミー」トム・ホッパーが出演している。2021年6月16日米公開。