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『TITANE/チタン』衝撃の予告編公開 ─ 頭蓋骨にチタンプレート、車に異常な執着心を抱く主人公の運命とは?

TITANE/チタン
© KAZAK PRODUCTIONS – FRAKAS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINEMA – VOO 2020

第74回カンヌ国際映画祭で、パルムドールに輝いたジュリア・デュクルノー監督の『TITANE/チタン』が、2022年4月1日に全国公開される。この度、予告編と場面写真が到着した。

『万引き家族』(2018)、『パラサイト 半地下の家族』(2019)につづいて、カンヌ国際映画祭の頂点に選ばれた衝撃作。幼い頃、交通事故の手術により頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれたアレクシア(アガト・ルセル)。彼女はそれ以来、“車”に対し異常な執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになる。そしてついに一線を越えその罪により行き場を失ったアレクシアは、ある日消防士のヴィンセント(ヴァンサン・ランドン)と出会う。独りで孤独に生きる彼に引き取られ、ふたりは奇妙な共同生活を始める。しかし、彼女は自らの体にある重大な秘密を抱えていた。

頭蓋骨にチタンプレートを埋め込まれたアレクシアの狂気をはらんで暴走する姿、哀愁をおびた消防士ヴィンセントとの出会い、印象的に登場するスポーツカー。意味深で鑑賞意欲をそそる映像が、ゾンビーズの「She’s not there」にのせてモンタージュのようにスタイリッシュに紡がれていく。予告で示される「愛」とは一体何なのか。合金のチタンから始まる行き先不明の映像体験に、あらゆる感情が揺さぶられる未踏の映画体験を確信させる予告編となっている。

映画『TITANE/チタン』は、2022年4月1日(金)新宿バルト9ほか、全国ロードショー。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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