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『タイタニック』夕陽の名シーン、レオナルド・ディカプリオが貴重な再現 ─ ローズ役はジョナ・ヒル

タイタニック
https://youtu.be/m3J9rmuS36k

「さあ、目を開けて」「飛んでる、ジャック!」。

アメリカを目指して突き進む豪華客船タイタニック号の船首で、絵描き志望の青年ジャックと貴族の娘ローズが夕陽の沈みかけた広大な大西洋に向かって大きく両手を広げる『タイタニック』(1997)の名シーン。悲劇が訪れるとはつゆ知らず、ジャックとローズによる儚いロマンスが絶頂を迎える前の幸福に包まれたこの瞬間は、公開から20年以上経った今でも鮮明に脳裏に焼き付いたままだ。

このアイコニックな場面は、現在までに数え切れないほど再現されてきた。しかしなんといっても、この名シーンを作り出したレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットによる再現が見れたら、ファンにとっては格別だろう。

タイタニック
©Paramount Pictures 写真:ゼータイメージ

実は今から7年以上前の2014年、2人とまではいかずとも、ジャック役のディカプリオが夕陽のシーンを再現している。ローズ役を務めたのは、なんと俳優のジョナ・ヒルだ。どういう経緯でそうなったのかはこれから詳しく説明していくが、とにかく画のパンチが効いている。

ジョナとディカプリオによる再現が行われたのは、米サタデー・ナイト・ライブにて。番組冒頭のモノローグを務めたジョナは、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)で初共演を果たしたディカプリオについて、観客席(のサクラ)から「現場での彼はどういう感じなんですか?」と訊かれると、「レオ…あ、レオナルドの略なんですけどね。彼はスゴイ人だけど、今も色々と学んでるみたいで…」と、どこか鼻にかけた様子で答える。

ディカプリオへの質問が相次ぎ、「彼の髪ってどんな感じなんですか?美しいんですか?」という質問には「どうでしょうね、素晴らしいとは思いますが、そこまで印象に残らないですよ。僕と同じくらい、もしかしたらもっとひどいかも?」と天狗気味に答えるジョナ。その後も、ディカプリオへの発言を増長させていくジョナだが、突然歓声が湧き上がる。なんと舞台袖から本物のディカプリオが現れたではないか。

調子づいていたジョナもこれにはタジタジ。「ここで何してんだい?」とディカプリオの鋭い眼差しに「いや、べつに…」と顔面蒼白のジョナ。「君のために一役買おうと、ずっと舞台裏で待ってたんだけどな」とディカプリオに言われ、知らなかったジョナは「あぁ…いたんですね…」と慌てている。

その後、強がり続けるジョナにディカプリオが「自分に素直になりなよ」「自分を偽らなくていいんだよ。君は真の俳優なんだから、謙虚で親切になるべきだ」と諭し続ける。大先輩からの優しい説法を受けるジョナは、「つい興奮してしまって」と素直に反省の色を見せる。

すると少し間を置いて、ジョナが「ねえ、リー。現場で僕が緊張した時にやってたことを覚えてます?」とディカプリオに問いかける。「僕が安心できるように毎日やってたでしょ」。これに「あれやったら少しは緊張もほぐれるかい?」とディカプリオも返す。「よし、やろう」。次の瞬間、ジョナが目を閉じ両手を広げて、後ろからディカプリオが優しく抱擁。「飛んでるよ、ジャック」「そうだよ、ローズ。君は飛んでるんだ」と、劇中さながらのセリフと共に、夕陽の名シーンを再現したのだ。

これには割れんばかりの歓声が会場で巻き起こった。このサプライズは、ジョナのモノローグのために、ディカプリオが協力して実現したもの。後日、トーク番組『エレンの部屋』に出演したジョナが明かしたところによると、モノローグの脚本を執筆したジョン・ソロモンが「最後に『タイタニック』のポーズでもやってみます?」とアイデアを思いついたのだとか。これにジョナは「僕ならそんなこと提案しませんね」と答えたそう。「“もし彼を不快にさせてしまったら…”と思って」。結局、ディカプリオがこのアイデアに快諾し、貴重な『タイタニック』名シーンの再現が実現したそうだ。

ちなみに、ディカプリオとウィンスレットによる名シーンとまではいかずとも、2人のツーショットをまた観たいという方には、2009年公開の映画『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』がオススメだ。ディカプリオとウィンスレットは同作で『タイタニック』ぶりのW主演を果たしており、更にはジャックを助けた心優しいモリー夫人を演じたキャシー・ベイツも出演している。郊外に暮らす夫婦の崩壊を描いた作品ではあるが、歳を重ねたディカプリオとウィンスレットの共演というだけあり、なかなかの感慨深さが味わえる。

Source: The Ellen Show

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。

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